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アヒルの飼育日記23

1997年6月 3日

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DUCKが久しぶりに学校へ。「可愛い。」という多いく生徒と一部の気持ち悪がる生徒。それぞれの個性がある。昼の時間、芝生の上で散歩してみる。コンクリートのフロアーの上を走ると足をとられてひっくり返る。少し不器用である。排出されるウンコは柔らかく、結構太くなってきた。衣装ケースに新聞を敷いて、水とニワトリのヒナの飼料を水で練ったものを与えている。臭くなるので、新聞紙を1日3回換えている。結構、世話が大…続きを見る

アヒルの飼育日記22

1997年6月 2日

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学校の周りの水田に水が入り、田植えが始まっている。…続きを見る

アヒルの飼育日記21

1997年6月 1日

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幼稚園の参観日で、アヒルの親に会う。雌雄各1羽。比較的低いゲージの囲みの中に飼われていた。一羽は、柵の周りを回る子どもに反応して追っかけていたが、一匹は見向きもせずにじっとしていた。子どもに反応する個体は、最初に、人間と出会って「刷り込み」が行われたのではないかとか勝手に考えた。DUCKが生まれたとき、最初に、誰を刷り込むかで、奪い合いになり、生徒が飼育ケースの前に陣取っていた時期があった。今にし…続きを見る

アヒルの飼育日記⑳

1997年5月31日

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池でウシガエルが朝から鳴いている。中学生からハムスターを2匹(雌雄各1匹)もらった。家に持ち帰ると、小学生と幼稚園の子どもが喜んだ。明日は、飼育容器を飼うことになった。「飼育する」というと人間の管理下におくと位置づけて、よい印象を持たない人もいるが、幼少期に動物を飼育する経験はやはり大切だと思う。特に、いろいろな動物と接することが必要である。教育は、人間をも管理しようとする側面をもっているではない…続きを見る

アヒルの飼育日記⑲

1997年5月30日

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DUCKもかなりしっかりしてきた。ごつい感じがする。…続きを見る

アヒルの飼育日記⑱

1997年5月29日

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学校のサンショウウオの幼生がどんどん変態し始めた。気温がどんどん上がり暑くなってきている。カスミサンショウウオもオオイタサンショウウオも上陸中である。外鰓が吸収されて、体色が濃くなり、頭部が丸くなってやがて肺呼吸の生活になる。ヒヨコは いつも餌を喰っている感じがする。食べるときに、頭を前後に揺する。今、クロガネモチが白い小さな花をつけている。…続きを見る

アヒルの飼育日記⑰

1997年5月28日

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孵化後、15日目、目のまわりの毛も少し生えそろってきた。子どもが走るとヒヨコが追っかけている。人間の子ども(小学校3年生)の方が、びっくりして転けて、もう少しでヒヨコをつぶしそうになった。からだを挟まれたヒヨコは甲高い声でピョー・ピョーと叫んだ。昨年9月に孵化したカブトガニの幼生の第一脱皮殻を見つけた。 …続きを見る

アヒルの飼育日記⑯

1997年5月27日

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今朝も、元気よくピーピー鳴いている。外気温は最低14度、最高18.5度。室温は21度位までしか下がっていない。通勤の途中で、ため池によったら、ヒシの小さな葉が水面に浮き始めていた。2週間が経った。…続きを見る

アヒルの飼育日記⑮

1997年5月26日

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アヒルについて、『あひる』(フレーベル館)を図書館から借りてきた。説明によると、アヒルは、野生のマガモを飼い慣らして改良したもので、中国では紀元前4000年、ヨーロッパでは紀元前400年頃にすでに飼われていたとあります。日本には江戸期に入ってきたそうで、現在25品種が知られ、野生のマガモに近いナキアヒル(アイガモ)、中国のナキアヒルをイギリスで改良したペキンダック、採卵用としてカーキーキャンベルな…続きを見る

アヒルの飼育日記⑭

1997年5月25日

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恒温器で温めないで、夜を過ごした。元気にピーピー鳴き声が聞こえてきたのほっとした。餌も青菜を小さく刻んで与えたら、飢えたように食いついた。ホームセンターで、ついでに、ニワトリのヒヨコ用の餌を飼ってきて与えた。急に食生活が変化しても、大丈夫だった。雨の後、空に大きな虹がはっきりと出ていた。 …続きを見る

アヒルの飼育日記⑬

1997年5月24日

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外気温があがってきているので、あわてて家に電話して、恒温器の電源を切ってもらう。孵化後11日目室温での飼育に切り替える。自然保護センターで、マガモ、カルガモ、カイツブリを見た。カイツブリの巣がカラスに襲われ、卵を奪われていた。ハッチョウトンボも既に飛び回っていた。…続きを見る

アヒルの飼育日記⑪

1997年5月22日

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朝卵のゆで卵の黄身を与える。タケノコが成長して、竹林から針を突き出たように見える。「タケノコのように成長せよ。」とは、「親を追い越すように成長せよ。」ということか。朝、家で子どもの本を読んでいたら、「ヒヨコから飼う場合は、暑さに弱いので秋から始めるのがよい。」と書いてあった。恒温器の温度をさらに下げる。32度。…続きを見る

アヒルの飼育日記⑩

1997年5月21日

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今日も出張だが、朝6:30から来て、水換えと餌やりをする。恒温器に入れたままで、飼育中。蓋を開けるとビリビリふるえるので寒いのではと勝手に判断。身体は全体的に羽毛が生えそろいだして、ふわふわした状態になったが、顔半分は羽毛が凝着。今朝はアオサギのけたたましい声に混じって、いろいろな声がする。早朝、鳥たちの活動が最も活発な時刻。学校のある二子の山は、バードウォチングに最適かな。足がうまく立たなかった…続きを見る

アヒルの飼育日記⑨

1997年5月20日

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今日は出張で、新任の生物教員に餌やりを依頼。ゆでた卵黄を約半分。…続きを見る

アヒルの飼育日記⑧

1997年5月19日

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ニワトリのヒヨコにゆで卵の黄身を与えていたという話を聞いて、与えてみた。一応、食べた。羽毛は半分ぐらいふわふわした状態になった。顔半分は、皮膚病にかかった犬のような状態。恒温器の蓋を開けると、ピヨピヨ鳴く。朝、外ではアオサギがグエ、グエ、グエと小刻みに激しく鳴いている。 片足の足の骨が曲がっていると思われる。水かきがあるのに指を内側に向けて立っている。今日は完全に立つようになった。…続きを見る

アヒルの飼育日記⑦

1997年5月18日

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今日初めて、餌を食べた。フスマを水で溶いてスプーンでやった。足はぎこちないが、壁にもたれながら立とうとしている。ガーガーと鳴く。くちばしの先の突起がとれた。恒温器の温度は36度。…続きを見る

アヒルの飼育日記⑥

1997年5月17日

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金網に、半紙を敷いてやる。水を入れたシャーレを置くと、水に入って零してしまった。恒温器の温度は37度。…続きを見る

アヒルの飼育日記⑤

1997年5月16日

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片側ばかり向いていて、身体はねじれ、翼の骨が奇形になっているのではないか心配。 …続きを見る

アヒルの飼育日記④

1997年5月15日

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一応生きていた。弱々しく。身体を横たえて立てない。殻を強制的に取ったのが障害の原因ではないか心配。自然の摂理に刃向かうことなかれ。なんて・・・。 …続きを見る

アヒルの飼育日記③

1997年5月14日

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剥いだので、死んでしまったりしないかと心配したが生まれていなかった。うまく卵から出られなくて死ぬ場合もあるとかいう話を真にうけて、全部殻を取ってしまう。ひよこの体は濡れていて一部卵黄らしいものがくっついている、お尻の付近が膨らんでいる。卵の中の液体がこぼれた。嘴の先に、卵を割るための、小さな白色の突起がついている。…続きを見る
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