いま地球上では、毎日最大150種もの生きものたちが絶滅により消えており、「6度目の大絶滅が進行中!」と、科学者たちが警鐘を鳴らしています。過去の大絶滅とは異なり、その主たる原因は私達人類にあります。
「生きた化石」と言われるオオイタサンショウウオの研究を通して環境問題について考えたことを生徒に語っていただきました。北海道生まれで、今はアメリカの大学で研究されていますが、幼少期を東京近郊の町田で過ごされていました。過ごされた場所は、市街化に伴い自然が大きく失われていますが、帰国されたときには、今でも地域の自然保全活動にも参加されているということです。
"Think Globally、 Act Locally"、地球規模で考え、足元から行動することが大切です。
高橋瑞樹先生の専門は動物行動学、著書の岩波ジュニア新書『大絶滅は、また起きるのか?』で、いま、生物たちの大絶滅が進行中? 絶滅とはどういうことでなぜ問題なのか、さまざまな生物を例に解説されています。