• ぼうぼうどりの生物教室
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日本科学未来館で、第22回高校生科学技術チャレンジ(JSEC2014)の最終審査がありました。これは来年度の世界大会ISEFの選考審査にもなっています。404件の応募で、最終審査に35件が本選に進出し、12月7日8日の2日間のポスター発表による選考にのぞみました。本校の「日本のイモリ属の繁殖生態はどのように獲得されたか?」が最高位のグランドアワード3賞の一つ、科学技術政策担当大臣賞を受賞しました。日本に生息するイモリ属特有の繁殖生態の謎を解くことに挑戦しました。

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  • 投稿者 akiyama : 15:35
SSH生徒研究発表会でイモリの生態の研究成果を発表
8月7日、8日にSSH生徒研究発表会に学校代表として、高校1年から取り組んできた研究活動の集大成としてポスター発表に参加してきました。研究題目は、「日本のイモリ属(Cynops)の繁殖生態はどのように獲得されたか?」で、"イモリ属の繁殖生態は「配偶行動を取ってから連続して産卵する」のが基本であり、日本に生息するアカハライモリはイモリ属の分布の北限の種で、低温期(冬)があるという条件への環境適応とし…続きを見る
両生類研究の国際会議SalamanderMeeting2024で研究成果を発表
両生類研究の国際ミーティングは2年に1回で、前回はコロナ禍でトルコのIstanbul Medipol Universityで開催されましたが、今年の会場は日本で、国内唯一の両生類研究施設「両生類研究センター」のある広島大学の学士会館でした。実施要項を拝見して、高校生でも発表してもいいかを関係者に問い合わせさせていただいたところ、快く認めていただきました。口頭発表・ポスター発表ともすべて英語で、高…続きを見る
How was the breeding ecology of Japanese newts (Cynops) acquired ?
7月31日~8月2日まで、広島大学で Salamander Meeting 2024 が開催されます。山脇有尾類研究所でイモリ属の繁殖生態について研究している生徒がポスター発表(P-16)させていただきます。 Title How was the breeding ecology of Japanese newts (Cynops) acquired ? Cynops is a genus of…続きを見る
How was the breeding ecology of Japanese newts (<i>Cynops</i>) acquired ?
以下は、2024年8月1日の広島大学で開催されるSalamander Meetingでの発表要旨です。 Cynops is a genus of newts, with 11 species living in China and 2 species in Japan. In Japan, the red-bellied newts (Cynops Pyrrhogaster), and the …続きを見る
ハマヤクサイエンス研究会第2回学術発表会で優秀賞
久しぶりの高校生の発表会。横浜薬科大学が主催する発表会で、「ハマヤクサイエンス研究会第2回学術発表会」という大会です。 第2回ということで、誕生したばかりの大会で、発表題目は33件でした。「イモリ属の繁殖戦略(南西諸島のシリケンイモリに着目して)」という題目で発表し、優秀賞をいただきました。 …続きを見る
雪花が散る林でオオイタサンショウウオの産卵を観察
 2009年1月24日、九州はその年一番の寒波。大分県国東市での野外調査。午前10時、山際を散策していると林の中に水田跡の湿地があった。残雪の静かな林の中で、溜りの水面が波打っているのが見えた。近寄るとオオイタサンショウウオが群がって産卵をしている最中であった。これまで両生類は雨が降って、気温が上がったときに産卵する(洲脇,1978)と考えられていたので、サンショウウオの仲間が雪花舞う日中に産卵行…続きを見る
『生物の科学遺伝』9月号に「最も身近な有尾類アカハライモリの生態を探る」を執筆
同僚の先生が庭で採取したバナナ状の卵嚢一対を生物教室に持ち込んだのは,1989年3月のことだった。図鑑で調べた結果この卵嚢は、カスミサンショウウオ(2019年にセトウチサンショウウオとして記載)のものであるということが判明した。孵化後、無事に成長し、2年後には約10cm 程度に成長し、生物教室の水槽の中で産卵した。この水槽の中の様子に生徒も興味を持ち始めた。そこで、様々な有尾類を飼育しながら、発生…続きを見る
イモリにとって死のU字側溝を改修
この時期、南西諸島のシリケンイモリは、繁殖のために動き出します。雨の日は特に多く見られ、アスファルト道路付近を徘徊していたものは、U字側溝に転落するものがいます。雨がやんで乾燥すると、死んでしまします。多い場所では数十匹の死体を見つけることもあります。側溝のところどころにスロープ構造をつくるなど、生き物に優しい側溝に改修してほしいと考えています。 …続きを見る
沖縄のシリケンイモリは繁殖最盛期
日本にはCynopus属のイモリが2種生息しています。本州、四国、九州でみられるのがアカハライモリ、南西諸島でみられるのがシリケンイモリです。シリケンイモリは1月から3月が繁殖最盛期なので、冬に配偶行動が観察できます。 …続きを見る

44日目にすべて孵化

2015年1月20日

44日目にすべて孵化
12月7日に産み付けられた卵がすべて孵化しました。個体によって日数がずいぶん違いました。 …続きを見る
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12月5日に沖縄本島で採取したシリケンイモリが、12月7日に自然産卵し、32個のうち24個が正常に発生し31日目の今日、そのうち1個が無事に孵化しました。室温は約18~20℃の部屋で保持していました。…続きを見る
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11月から水辺にシリケンイモリが観察できるようになります。繁殖期始まりました。産卵は1月から観察できます。 …続きを見る
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沖縄の離島では、道路に付設された側溝が、イモリなどの小動物にとって「死の落とし穴」になっています。工事方法を考えて欲しいと思います。今日見つけた場所では、コンクリート側溝にシリケンイモリの死体(雄10匹・雌27匹)が、ポツポツと乾いたコンクリートの底に転がっていました。また、近くにあった側溝から出された落ち葉の中にも乾燥したイモリが16匹(雄2匹・雌14匹)いました。合計で死体確認数は53匹(雄1…続きを見る
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2012年度、シリケンイモリの調査で座間味島を10回訪問した。シリケンイモリは雨が降ると道路に出てくる習性があるようで、雨の日は自動車に轢かれた多くの死体を目にすることになる。調査上は、多くの死体を確認できる地点は多くの個体が生息していると判断できるので役立つのだが、実際に犠牲になったイモリを見ると可哀そうな気持ちになる。そして、気になったのはコンクリート製のU字側溝で、道路を歩くイモリにとっては…続きを見る
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野外のシリケンイモリの雄の総排出口付近を押さえると、精子を出すので、輸精管が満たされた状態なのは確かです。 雌を待つ雄たち 雄は精子を出せます …続きを見る
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孵化してからまだ餌を食べていませんが、今のシリケンイモリの幼生の状況です。 幼生の全体像 シリケンイモリの幼生の頭部 …続きを見る
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雨の後は、イモリたちが自動車に轢かれて、屍と化しているのに遭遇する。 …続きを見る
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岡山県北部で、もう10年以上調査していて、地元の人から背中まで赤い色のイモリがはいたという話は聞いたことがありましたが、うそんなイモリは見つけたことはありませんでした。昨年の12月に沖縄の離島で見つけたシリケンイモリは以下のような模様でした。 コンクリートの側溝の落ち葉の下にいました。 Cynpus属のイモリです。 …続きを見る

シリケンイモリが産卵

2012年12月18日

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シリケンイモリが水槽で産卵を始めました。予想通りですね・・・。 オオカナダモの葉に包んで産卵 正常に発生 …続きを見る

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