• ぼうぼうどりの生物教室
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猛烈に扱ったこの夏、岡山県の平均気温は過去最高。今日は、月に一回の県北での調査で、実験用のイモリを採取に行きました。必要最少限に捕獲は抑えて、♀5匹、♂5匹。いつもはたやすく見つけることができるのですが、水田の水がない状態になっていて、渓流の中を探してやっと見つけることができました。イネは穂を垂れ、川岸には、穂を出したススキが群生していました。 往復で約240km走破 穂を垂れたイネ 穂を出したス…続きを見る
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アカハライモリの幼生の尾部を使って、DNA抽出作業をキアゲンのキットを使って行った。生徒は午前中文化祭の準備をしていたが、午後から来てくれ、夕方まで細胞を磨り潰す作業などに取り組んでくれた。今日の作業で、83個体のDNAサンプルを取ることができた。DNAが抽出できた段階までいかないと、保存が聞かないので、最終的な作業は夜中までかかったが、「そんなに時間がかかるのか」とクレームがでるのが高校現場で、…続きを見る
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岡山市内では35℃くらいで猛暑になっています。山間部でも気温で31℃でしたが、水田では、生き物が元気に活動していました。 トノサマガエル トノサマガエルの子ども ミミズ アカハライモリ …続きを見る
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DNAレベルで、地域の差異を区別できるようなマーカーを探せたので、それを使って、次のレベルの実験に入っている。 生体を摺り潰す DNA以外の成分を分解 DNAを精製 PCRでDNAを増やす 電気泳動にかける …続きを見る
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岡山県北部のアカハライモリは、まだ活動していませんでした。水中にイモリの塊も見つけましたが、捕獲すると背を反らしたような姿勢で動かないので、配偶行動をすることはないと考えられます。 まだ雪が残っています 水路はシャーベット状 捕獲したアカハライモリ …続きを見る
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「生き物の観察から生命現象に感動する心を呼びもどす・アカハライモリを使った発生の観察」 清心女子高等学校教諭 秋山繁治 はじめに  高校1年生の生物の授業で「生殖と発生」を教える中で、「ヒトの受精はどこで起こるか?」と生徒に質問したら、正解したのは29%だった。正解した生徒に情報源を聞くと、「中学校の保健体育」という答えが返ってきた。早速、中学校の保健体育の教科書を借りて調べてみると、「膣内に一度…続きを見る
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解剖用のイモリを採取するために県北に行った。水田はいつもより少なかった。かろうじて川の中で必要数が確保できた。ススキも穂を出し始めているのを見ると、秋の気配がせまっているのを感じる。 アカハライモリ 稲穂をだしている ススキ クマシデ クリ …続きを見る
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アカハライモリのメスを解剖した。解剖する前に麻酔をするが、その時点で総排出口から卵がのぞいている場合が10匹中4匹、輸卵管内に卵をもったものが10匹中4匹いた。卵巣中の卵が未発達な状態なことを考えると、繁殖期が終わろうとしていると考えられる。 総排出口から卵が・・・。 輸卵管の中に卵が・・・。 卵黄が少ない未発達な卵が多い。 …続きを見る

6月中旬の県北の水田

2009年6月20日

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今日は、今年一番の暑さ、九州は35℃、広島は30℃。しかしながら、県北の水田に手を入れてみると驚くほど高温ではなく、水田をアカハライモリが歩いていた(高水温になると水田には姿を見せない)。それから、産卵を様子を調べたが、イネの先を折ったようなものがない。メスもまだ腹が大きいので、最盛期に至っていないのではないかと感じた(この時期には終わっていると考えていた)。 水田に出ているアカハライモリ 集まっ…続きを見る
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アカハライモリの生殖腺の観察をするためのサンプルを採取しに、繁殖地に向かった。流れのある渓流にもいるが、産卵には水田近くの水溜りを使うが、今回、卵は確認できなかった。サンプルは無事に採取できた。 アカハライモリを探して アカハライモリ雄成体 アカハライモリ雌成体 …続きを見る
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雪が掘れずに前回はアカハライモリが採取できなかったが、今回は天気に恵まれ、気温も高くなり、何とか雪を掘って、水田で数十匹が集まった”イモリ玉”を見つけることができた。 雪の下にいたイモリたち …続きを見る

まだ、県北は雪景色

2009年3月15日

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アカハライモリを採取するために県北に向かった。今年は暖冬で雪は少ないだろうと考えたのがあまかった。水路は雪に覆われていて、その雪が雨で締まっていて非常に硬かった。スコップで掘り起こすことができず、採取を断念した。次回は重装備で・・かならず採取すると決意した。3月の生殖腺のデータが少ないので・・積雪という障害に負けたりしません。 樹木は雪に囲まれ 水田は雪で覆われ 木の枝に氷柱が付着 …続きを見る
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生物は、イモリの卵の結紮実験を中心に扱った授業を公開した。イモリの生態の説明→ビデオ教材→幼生や胚の観察→結紮実験の順に授業を展開した。多くの中学校や高校の先生方に参観していただいた。 【教材観】  動物の発生は、「生殖」の結果として、次代の成体になっていく過程であり、その生物を本当の意味で理解するには、その種の特徴を理解する必要がある。発生を観察する教材として多くの教科書がカエルを扱っているが、…続きを見る

秋のアカハライモリ

2008年10月27日

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県北はずいぶん寒くなって、ウルシも真っ赤に紅葉する季節になった。10月31日のSSH成果発表会の研究授業で”アカハライモリの胚”を使った実験をするので、アカハライモリ採取に挑戦した。なかなか見つからなかったが、なんとか実験に必要な数だけ確保した。気になったのは、アスファルトの道路上に自動車に轢かれた個体を複数確認したこと・・・・。この季節にも陸上をかなり移動していることが推測される。 全く動きがな…続きを見る
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今日は文化祭の代休で学校がないので、ゆっくり県北でアカハライモリを探した。10月31日のSSH発表会での研究授業でもアカハライモリを使った授業を公開することを考えているので、教材の確保のためにも必要な調査だ。県北は、すでに稲刈りを終えた田んぼもあり、道路脇にはススキが目立つようになっていた。まさしく秋の装いだ。 あちこちにススキが目立つ 稲刈りを終えた水田 アカハライモリはいましたよ 道路で車に轢…続きを見る
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アカハライモリが産卵を開始した。最初に確認したのは、5月14日で、今日も産卵を確認した。人工の水草(ジェックス・プランツドームのハイグロ・ミニ)に産み付けていた。野外では、稲の葉先を丸めて折りたたむように卵を挟んで産むので、ホームセンターで似たような模造の水草を選んで、水槽内に設置しておいたら、ちゃんと産みつけてくれた。 使用した模造水草 アカハライモリの卵 ほかのタイプの模造水草にも産卵 …続きを見る
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雪解け直後の岡山県北のアカハライモリの観察に出かけた。まだ、林の中には積雪が残っているので、水温はかなり冷たいが、水田近くの日当たりのよいところでは、すでに配偶行動が見られた。4月中旬に行動を始めるものもいるということだ。一方、水温の低い泥の中には、まだ硬直したような状態のものもいた。今が、イモリの行動の始動期といったところだ。 積雪が残っている。 フキの花も見られる 配偶行動も見られる まったく…続きを見る
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2月3日に捕獲し、マイクロチップを注入し、2週間経過を観察し、チップの脱落がないことを確認したアカハライモリ40匹を放流した。 県北の山は紅葉が終わりそう 調査地の水田では畦に積雪 放流した後、発泡スチロールの板をかぶせて防寒 雪で遊んでいる子どももいた …続きを見る
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以下の日程で行われた。「マイクロチップを使ったアカハライモリの水田付近での移動の追跡の試み(Tracking of Cynopus Pyrrhogaster with micro chip in paddy fields)という題目で、ポスター発表した。 17日(土)  一般講演(口頭・ポスター),懇親会 18日(日)  一般講演(口頭・ポスター),シンポジウム,総会,自由集会 場所が沖縄とい…続きを見る
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マイクロチップを使ったアカハライモリの水田付近での移動の追跡の試み Tracking of Cynopus Pyrrhogaster with micro chip in paddy fields 秋山繁治(清心女子高) 動物の生態調査に、標識再捕法が使われるが、両棲類の標識方法として、カエル類には指切り法がよく使われてきた。この方法はカエル類には有効であるが、イモリ類のように再生力がある動物には…続きを見る
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