檜原都民の森の渓流には、小型サンショウウオが生息している。夏休みの期間に子どもたちにサンショウウオの幼生を観察してもらうために「サンショウウオ観察と両棲類講座」のイベントが毎年開催されている。
2001年から講師として、観察の指導と講義を担当してきました。都民の森の渓流で、ハコネサンショウウオ、ヒダサンショウウオ、ブチサンショウウオの幼生が観察できます。20年前に比べると、近年個体数が減っているように感じています。また、捕獲できる場所も徐々に上流部になっています。
全国生物教育会の全国大会で、和光高校の先生に出会って、東京都多摩郡檜原村のこの施設で自然観察の指導の機会を与えていただいて、に20年以上訪問させていただきました。2022年心不全で入院し、もう二度と訪問する機会はないと思いましたが、2023年には復帰して、今年も講義をさせていただきました。
予定では2027年3月まで東京に住んでいるので、後2回参加させていただくことができればいいなと考えています。そして、山脇有尾類研究所で継続している有尾類を教材にした高校生の科学研究の指導もすべて終えて、家族と猫と平穏に死ぬまで穏やかに過ごすことを今は夢みています。