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UMKテレビで南九州大学のオープン・キャンパスの活動を紹介
昨日、テレビ宮崎(UMK)の「のびよ!みやざきっ子}の取材を受けた。研究室に毎日訪れてサンショウウオの世話と研究をしている都城泉ヶ丘高等学校生物部を紹介するということである。生徒がサンショウウオ幼生の水換えをしたり、幼体に餌を与えたり、研究している姿が紹介されるのだと思う。 最後に、僕自身がインタビューされたが、そのときは何も考えないで、「高校生に研究を楽しんでもらいたい」などと月並みな答えしか…続きを見る

南相馬市を訪問

2019年10月 6日

南相馬市を訪問
311から8年を経過して、 市民の皆さんに原ノ町の南相馬市立図書館でイモリの話をさせていただく機会を与えていただきました。その前に、浪江町など原発の近隣の地域の状況を見せていただきました。以前訪問させていただいたときは、広大な山土埋め立てられたような空き地に見えていた場所が、草に覆われた平原に変わっていました。人影は少なく、まだまだ、これからどうなっていくのだろうかという気持ちになりました。 …続きを見る
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「生命科学コース」の開設からの学校改革を目指した背景に、卒業生が勤めていた鷗友学園の取り組みがある。その取り組みが『中央公論』の記事に紹介されていた(卒業生が、鷗友学園の実験書などの資料ととも記事を送ってくれた)。 [中央公論 113(13), 90-101, 1998-12] 教育改革現場ルポ--鴎友学園はなぜ立ち上がったか 中井 浩一 p96-99引用  私学においては建学の理念こそが問われて…続きを見る
一人の人間が、調和のとれた状態を常に保ちつつ、成長できるものであろうか。
湯川秀樹『旅人(湯川秀樹自伝)』角川文庫p150-151より引用  一人の人間が、調和のとれた状態を常に保ちつつ、成長できるものであろうか。いつの時代でも、あとから見ると、大きなアンバランスがあったと判定され得るのではないか。  第二次世界大戦後、日本の経済状態が険悪になり、幼児の中にさえ、世間の荒波をまともにかぶらねばならなかった者が少なくなかった。少年が、青年が、社会的関心を抱くようになったの…続きを見る
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飛鳥新社『くじけないで』柴田トヨ から 風が耳元で 「もうそろそろ あの世に 行きましょう」 なんて 猫撫で声で 誘うのよ だから 私 すぐに返事したの 「あと少し こっちに居るわ やり残した 事があるから」 風は 困った顔をして すーっと帰って行った 『くじけないで』の初版は2011年3月。単身赴任先から正月に家に帰って、自室の本棚から久しぶりに手にとった。 ネットで調べたら、2013年1月20…続きを見る
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今回の医学部の入試が問題になるずいぶん前に、京都大学で女子の受験者を配慮した入試が行われていたようです。以下は、森嶋通夫・著『智にはたらけば角が立つ』(朝日新聞社・1999)p94-p96からの抜粋です。  新制の入学試験には私は関係なかった。その代わり、合否決定の会議には出席した。合否の決定は通常、次のようにして機械的に決定されるのだが、その時は横槍が入った。  通常の手続きとはこうである。まず…続きを見る
座間味島のコンビニ的存在で、ほぼ必ずお世話になるお店が"105ストア-"です。お店にいくと、いつも猫に出会うこともできます。今回は、店の主人から子猫が餌をもらっていました。 …続きを見る
岡山県北部でアカハライモリ調査
もう20年以上アハハらイモリの調査に通っている岡山県北部の水田に出かけた。今回は、1年半前に退職した清心女子高校生命科学コースでアカハライモリのクローン作製目指しているグループの生徒が同行した。実験材料として使っているアカハライモリが自然の中でどのように生きているのか観察してもらうためだ。この季節の県北は新緑に包まれていて、それを眺めながらの調査は気持ちがいい。 …続きを見る
2017年度日本動物学会動物学教育賞を受賞
【受賞者】 秋山繁治(あきやま しげはる) 【所属】 南九州大学、教養・教職センター、教授 【題目】 『動物学』を中心に据えた女子生徒の理系進学支援の教育プログラム開発と実践 【受賞理由】 秋山氏は、清心女子高等学校で長らく教鞭をとり、一貫して有尾両生類の飼育・研究を行い、女子高校生に動物学の面白さを教えてきた。それらの実績をもとに、スーパーサイエンス・ハイスクール(SSH)に数少ない女子高とし…続きを見る
佐藤学著『学力を問い直す(学びのカリキュラムへ)』
佐藤学『学力を問い直す(学びのカリキュラムへ)』(2001岩波ブックレットNo.548)から抜粋  どんなに「学力低下」論が叫ばれようとも、また教育行政がどんなに「基礎学力の徹底」を推進しようとも、子どもたちは、もはや「東アジア型の教育」の復古主義的な「勉強」の世界に回帰することはないでしょう。「勉強」の時代はもう終わったのです。いくら「勉強」に打ち込んでも、もはや、その行く手に希望もなければ幸…続きを見る
NHK『ハンナ・アーレント・全体主義の起原』仲正昌樹より
 p107-108より抜粋  私たちは日々、いろいろなことを考えています。しかし、本当に「考える」ことができているでしょうか。実は既成観念の堂々めぐりを「無思想に」処理しているだけではないでしょうか。  例えば、インターネット上には、様々な意見や主張が飛び交っているように見えます。検索すれば「多様な意見や考え方に触れることができる」と思うかもしれませんが、実際には自分と同じような意見、自分が安心…続きを見る
「リケジョ」育成に知恵
第66回読売教育賞・最優秀賞の実践報告書要旨 「カリキュラム・学校づくり部門最優秀賞」 ノートルダム清心学園清心女子高校(岡山県倉敷市) 代表・秋山繁治 「『科学課題研究』を中心に据えた女子の理系進学支援教育プログラムの開発」  女子の理系大学進学を支援するため、2006年、同校に「生命科学コース」を開設した。教育内容を知識、体験、研究の三つの構成とし、知識、体験で身につけたものを最終的に研究に集…続きを見る
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日野原重明。1911年山口県生まれ。京都帝大医学部卒。1941年から聖路加国際病院に勤務。専門は内科学で、「成人病」と呼ばれていた脳卒中、心臓病などを「習慣病」と呼ぶことを提唱してきた。旧厚生省は1996年に予防につなげる意味づけで「生活習慣病」と改称した。 「生涯現役」として著作や講演など幅広く活動していた。7月18日午前6時33分、呼吸不全で105歳で逝去された。…続きを見る
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『人生論ノート』(三木清・著)  絶えず他の人を相手に意識している偽善者が阿諛的(あゆてき)でないことは稀である。偽善が他の人を破滅させるのは、偽善そのものによってよりも、そのうちに含まれる阿諛によってである。偽善者とそうでない者との区別は、阿諛的であるかどうかにあるということができるであろう。ひとに阿(おもね)ることは間違ったことを言うよりも遥かに悪い。後者は他人を腐敗させはしないが、前者は他人…続きを見る
権力を有する地位にある者に最も必要な徳とは?
『人生論ノート』(三木清・著)より抜粋 絶えず他の人を相手に意識している偽善者が阿訣的(あゆてき)でないことは稀である。偽善が他の人を破滅させるのは、偽善そのものによってよりも、そのうちに含まれる阿訣によってである。偽善者とそうでない者との区別は、阿訣的であるかどうかにあるということができるであろう。ひとに阿(おもね)ることは間違ったことを言うよりも遥かに悪い。後者は他人を腐敗させはしないが、前…続きを見る
ルソーの「一般意志」から
100分de名著『エミール』より 法の正当性の根源は「一般意志」であって、多数の賛成がそのまま正当であることを意味しない、というところです。もちろんいろいろと話し合った結果、一つに結論がまとまらないことも当然あるわけで、そのときは最終的に多数決で決めるしかありません。ただし多数決というのは、あくまでも「決めるための方法」でしかないのです。ぼくなりにこの考え方を敷衍してみると、こんなこともいえそう…続きを見る
平成29(2017)年度動物学教育賞(受賞理由)
2017.6.9 動物学教育賞 動物学教育賞 公益社団法人 日本動物学会理事会は、6月2日(金)理事会を開催し、学会賞等選考委員会の推薦候補者を基に、各賞受賞者の審議行いました。その結果、平成29年度日本動物学会動物学教育賞を下記のように決定しました。 公益社団法人 日本動物学会会長 岡 良隆 日本動物学会教育賞秋山繁治(あきやま しげはる)南九州大学、教養・教職センター、教授 「『動物学』…続きを見る
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平成29年度日本動物学会の各賞が下記のように決定しました。 授賞式、また学会賞、奨励賞受賞者講演は、9月22日富山県民会館にて行われます。 日本動物学会賞 伊藤悦朗(いとう えつろう) 早稲田大学、教育・総合科学学術院、教授 『軟体動物腹足類の学習記憶機構の解明』   日本動物学会奨励賞 森山 実(もりやま みのる) 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門、特別研究員 『昆虫類…続きを見る
中等教科教育法・理科Ⅰの講義
南九州大学の教職関連の科目の講義に取り組んでいる。「取り組んでいる」というのは、この4月から自分の担当科目として「中等教科教育法・理科Ⅰ」・「中等教科教育法・理科Ⅱ」・「生物学実験」が始まったからだ。これまで35年間中高一貫校に勤め、公開授業など担当したことはあるが、教員免許取得を目指す大学生に教えるのは初めてで、シラバスを作成するときに、一年間をどのような内容で構成するかをなかなか決めることが…続きを見る
デジカメ・リコーのCXシリーズを使って
このブログ形式のHPを立ち上げたのが2006年3月、すでに10年以上の歳月が流れていった。清心女子高等学校の生命科学コース開設に併せて、2006年4月1日に学校のHPの完全リニューアルをするということで、その一環として生物教室のブログが誕生した。 このHPやSSHのパンフレットで使った多くの写真は、リコーのCXシリーズで、SSH事業で生徒科学研究発表会で成果が求められたのが2008年だから、その頃…続きを見る
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