• ぼうぼうどりの生物教室
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「死は悲しい別離であり、忌むべきこと。だから、日常的にはあたかも存在に存在しないように装って生きています。本来は誰にも訪れる死を否定しているのです。なぜ災難や逆境が苦しみになるとかというと、それを認めないで逃れようとするからなのですから、死から顔を背けることによって、死に支配された人生になってしまうのです。伝統的な生き方を守っている先住民の生き方と比較すると、現代人が死をモンスター化していることが…続きを見る
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岡山県北部の加茂町では、4月コバノミツバツツジが満開です。南に位置する佐伯町(岡山県自然保護センター)では4月○日に満開でした。岡山県は県南から県北にかけてかなり気候が違います。県南は「晴れの国」といわれるぐらい雨の少ないので、岡山市ではほとんど雪を見ることはありません。しかしながら、同じ岡山県でも北部の恩原湖では2mの積雪があって、今も雪が残っている場所もあるんですよ。 コバノミツバツツジは満開…続きを見る
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10年以上前に見つけた場所で、イモリを見つけることはできましたが激減していました。原因は人為的な環境の改変。具体的に言えば、希少な植物を保護するために、その周辺の水路をコンクリート化したことです。人間は、限られた知識で「保護する」という名目で、本当に馬鹿なことばかりしてくれま。カタクリの里の下の水路もやはりコンクリート化されて、カスミサンショウウオが生息できなくなりました。もういい加減にして欲しい…続きを見る
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里山の裾野に淡い紫の帯が見えたら、フジの花が咲いている場所です。山道近くに多い気がします。 フジの花が満開 …続きを見る
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毎年、カシの木の幹に産みつけられた欄から誕生した蛾の幼虫が大発生する。幼生が這い出すまで、木の枝のどの部分に隠れているかわからない。人間が騙されるように、捕食者である鳥たちも騙されののだろう。 樹皮に潜んでいる 薄い膜を破ると蛾の幼虫がいる …続きを見る

学校の駐車場に猫

2011年4月30日

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今日は学校はお休み。でもいつも通り生き物のじっとこちらを見る気配があった。振り返ると「黒猫」がいた。誰もいない学校で、休日でもごそごそと実験したり、原稿を書いたりしている僕を猫が見守ってくれているのだろうか。 体育館の横に猫が 首の下に白い毛が少しだけある黒猫 …続きを見る
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「四苦八苦」の基本的な苦しみである四苦とは、誕生するときの苦しみが「生苦」、年をとって体が少しずついうことがきかなくな老化に伴う苦しみが「老苦」、病気に伴う苦しみが「病苦」、刻々と迫りつつある死を前にした苦しみの「死苦」からなっています。人がのがれられない苦しみです。さらに「愛別離苦」(別離)、「怨憎会苦」(人間関係)、「求不得苦」(欲しいものが手に入らない)、「五蘒盛苦」(肉体的な欲望と理性との…続きを見る
「原発事故から思うこと」 千松信也(せんまつしんや・猟師)
『ぼくは猟師になった』の著者である千松信也さんが新聞に原発事故についてコメントされていたので興味深く読ませていただいた。彼は、高校3年生まで、獣医を志して受験勉強に取り組みながら、文転して大学では民俗学を学ぶことを志し、最終的には猟師として選んだ。彼の生き方は、曲がりくねっているようで、実はまっすぐでると、僕は考えている。原発についてのコメントにも、まっすぐさを感じてしまう。 ・・・・・・・・・…続きを見る
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慶応大学に立ち寄って、今後の生徒の課題研究やサンショウウオを使っての研究の方向について、情報交換をさせていただいた。日吉キャンパスは新緑に包まれ、街路樹のイチョウも新芽を出していた。 淡い緑色の風景 緑豊かな環境 イチョウも新芽を出して …続きを見る

蒜山の山焼き

2011年4月17日

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蒜山で鳥取大学農学部佐野研究室が毎年実施している山焼きを見させていただいた。着火は午後1時半で、約2時間で炎は下端まで達した。 まだ雪に覆われた大山が見える 午後1時半に着火 着火15分後 着火1時間後 1時間半が経過 ほぼ終了 …続きを見る

サクラは、今満開

2011年4月10日

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始業式、入学式を終えた日曜日、ほとんどの教師や生徒はいないが、サクラは満開。震災の影響で、花見をしている状況ではないが、サクラは毎年同じように綺麗に咲いている。 生物教室に近いサクラ まだ、散り始めていない 高校普通教室棟近くのサクラ 明日は散り始めるかな? …続きを見る
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自宅の池では、カスミサンショウウオとオオイタサンショウウオの産卵が行われていますが、植物もいろいろな花を咲かせています。 …続きを見る
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実験に使うアカハライモリを採取にいったが、雪に覆われていて調査は不可能であった。例年より、積雪が多かったということだ。久しぶりに野外でアカハライモリに会えると考えたが・・・・・、また、次回探すことにした。 途中でサクラ並木に遭遇 水田にイモリの姿はない 木々は根元を雪覆われ まだまだ雪は深い …続きを見る
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研数書院『入試トレンディ生物重要問題集』の最後のページに以下のような文章が掲載されている。1989年の教材見本として、学校に送られてきたものである。誰が書いたものかを出版社に問い合わせたが不明であった。この22年前のメッセージを今の科学者はどの程度当たっていると思うだろうか。そして、今の高校生はこのメッセージに込められた気持ちを受けとめることができるだろうか。 高校で生物を教えるものは、このメッセ…続きを見る
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学校のサクラは、まだ二分咲き。明日の始業式、明後日の入学式に間に合うだろうか。 まだ蕾が多い 可憐に咲くサクラ …続きを見る
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久しぶり八ッ塚実さんの本を開いた。僕より20歳以上先輩の中学教師だ。「大人になるということ」という本は、古本屋で購入した。復刻学級記録第2集は、いただいたものだ。今でも大切にしている。今年、僕も彼が教員を辞めたやめた年齢になった。 …続きを見る
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八ッ塚実さんは、1961~1989年まで公立中学校の教員をされていた方である。 著書『おとなになるということ』のあとがきより いつか若い教師から、たずねられたことがある。 「あなたは、自動車にも乗らないで、よくも長い間、学校の教員がつとまりましたね。問題が起こったときは、どうしていたんですか」 移動力。 そういえば、現在の教育現場を支配している発想の中に、大きなウェイトを占めているのが、この機動力…続きを見る
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今日は非常勤で「生命科学」の講義を担当している倉敷市立短大の卒業式でした。学長の挨拶にも震災の話題が盛り込まれていました。被災者が、ラジオから流れた「アンパンマン」の詩に癒された話でした(倉敷市立短期大学は保育学科があるので・・・)。これまで、アンパンマンの詩って、僕は意識していませんでした。 …続きを見る
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この国のリーダーたちは、がんばって、がんばっていい国をつくってくれました。GDPは、ほぼ500兆で世界二位。おかげで本当に豊かだけど幸せでない国らしい。ぼくたちは、どこかで国づくりを間違えたのかもしれません。 出生率1.29。子どもを安心して産めない気持ちが、この数字にあらわれています。自ら命を断つ子どもたちがいます。一年間に10歳から19歳の600人近い子どもたちが、自らの手で未来を消しています…続きを見る
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人間はパンなしには生きていけないが、しかしパンだけで生きるものでないことは、パンを食ったあとでわかる。(出典:『詞集たいまつⅠ・むのたけじ461』) この文章をどのように理解するでしょうか。確かに生きる力を得るためには、生きがいなど目に見えない存在理由(意識)が必要だけど、それを考える段階に至るためには、生きていける(生活できる)だけの余裕が必要である。・・・ということでしょうか。 …続きを見る
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