• ぼうぼうどりの生物教室
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目的:
①両生類をテーマにした高校生の科学研究を支援し、特に女性研究者の養成に貢献する。
②ZOOMを使った高校生の科学研究の成果発表を通して、地域を超えた研究交流を行い、生徒間の友好・仲間意識を深め、全国の両生類研究のネットワークの拡充を図る。
③講義とアドバイスを通して、大学や研究所の研究者に将来のロールモデルとしての役割を果たしていただく。
④研究テーマを両生類に絞ることで、深い内容まで踏みこんだアドバイスを行い、高校生の科学研究のレベルの底上げに寄与する。
⑤基礎生物学研究所、広島大学両生類研究センター、日本両棲類研究所など理系女子育成を進める研究機関と連携し、社会全体で科学者の育成をはかる教育ネットワークを構築する。
   
主催:山脇有尾類研究所 (山脇学園中学校高等学校)
協力:基礎生物学研究所、広島大学両生類研究センター、日本両棲類研究所
実施日:2024年11月4日(月)10:30~16:00(ZOOM)
内容:
第一部 大学や研究機関の研究者(生命科学分野)によるオンラインによる講演

ゲティスバーグ大学 ライアン・カーネイ准教授 
(サポート 日本両棲類研究所 篠崎尚史所長)
カリフォルニア工科大学 HFSP※長期フェロー 鈴木 美有紀博士
広島大学両生類研究センター 副センター長 林 利憲教授
※HFSPとは、国際ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム機構が実施する「ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム」のことで、ライフサイエンス分野における革新的な国際共同研究を推進するため、1989年に創設された国際プロジェクトです。若手研究者が海外で新たな研究分野に挑戦することを支援しています。

第二部 女子高校生のZOOMミーティングによるオンライン発表※(両生類を対象とした課題研究)
※オンライン発表は、ZOOMミーティングを利用し、LIVEで発表および質疑応答を行います。

【発表校】
米沢興譲館高等学校(山形県)、仙台城南高等学校(宮城県)
県立佐野高等学校(栃木県)、津田学園中学校・高等学校(三重県)
県立大垣北高等学校(岐阜県)、瀧川学園滝川中学校(兵庫県)
  
参加の申し込み締切日:11月2日(土) 下のポスターのQRコードから申し込んでください。
発表者は女子生徒のみ。参加者は中学生・高校生(男子生徒も含む)
及び教員、教育関係者や一般の方々。参加費は無料。
20241104QR.jpg
24両生類サミット_01.jpg

【交流会のスケジュール】

10:00~10:30 ZOOMへの接続の確認
10:30~10:50 開会行事・ビデオ上映(山脇有尾類研究所の紹介)
山脇有尾類研究所 秋山繁治所長
10:50~11:20 講義➊ Gettysburg College Associate Professor Ryan Kerney 
(サポート 日本両棲類研究所 篠崎尚史所長)
"Convergent evolution of lung loss between North American and Asian salamanders."
11:20~11:40 発表① 岐阜県立大垣北高等学校(岐阜県)
「岐阜のオオサンショウウオを守る!~国産個体の生息地を交雑オオサンショウウオから取り戻すために~」
「故郷『岐阜』のマホロバサンショウウオはどこからやって来たのか?」
11:40~11:50 ディスカッション
11:50~12:05 発表② 滝川学園滝川中学校(兵庫県)
「アカハライモリの生態調査~幼体期の飼育法から生態保護と医療研究への貢献を探る~」
12:05~12:15 ディスカッション

~休憩~

12:45~13:15 講義➋ カリフォルニア工科大学 HFSP長期フェロー 鈴木美有紀 博士
「器官再生における神経堤細胞の寄与の解明」
13:15~13:30 発表③仙台城南高等学校(宮城県)
「トウホクサンショウウオの変態の条件を探る」
13:30~13:40 ディスカッション
13:40~13:55 発表④米沢興譲館高等学校(山形県)
「山形県置賜地域におけるセンザンサンショウウオ(Hynobius senzanensis)と
バンエツサンショウウオ(Hynobius unanngso)のmtDNA塩基配列解析及び生息域調査」
13:55~14:05 ディスカッション

       ~休憩~

14:15~14:45 講義➌ 広島大学両生類研究センター 林 利憲教授
「イモリの体型変化から、哺乳類との比較研究を考える」
14:45~15:00 発表⑤ 栃木県立佐野高等学校
「トウキョウサンショウウオ幼生の共食いと頭でっかち型について」
15:00~15:10 ディスカッション
15:10~15:25 発表⑥津田学園中学校・高等学校(三重県)
「流水産卵性ナガレヒキガエル幼生の分布様式に及ぼす河川流の影響」
15:25~15:35 ディスカッション
15:35~15:50 全体講評 日本両棲類研究所 所長 篠崎尚史氏
15:50~16:00 閉会行事

  • 投稿者 akiyama : 10:54
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エイズを学ぶ研修旅行 語学と観光の旅からの脱却をめざして
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30年前の教育実践 
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授業「生命」での生き方教育(「大切なもの」をどのように伝えるか)
『現代性教育研究月報』2005年8月号Vol.23.No.8・P1~5から抜粋 今から20年前にまとめた性教育の取り組みの実践報告です。近年の大人の新型鬱病の増加、中高校生の自殺の増加の背景には、物質的に豊かになり、情報社会になった今の社会であらためて「生きる意味の問いかけ」があると私は考えています。このような授業を学校で実施することが許されるのでしょうか。  中学校では2002年度、高校では2…続きを見る
性教育の全体像をとらえると
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