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広島大学両生類研究センターからイベリアトゲイモリの成体が送られてきました。これまで、在来種のアカハライモリやシリケンイモリの研究を続けてきましたが、繁殖についてさらに詳しく調べるために、新規モデル生物のイベリアトゲイモリを材料に研究することにしました。人工授精に挑戦しようとしているのですが、まず前段階で精子を観察することにしました。ホルモンを2回注射することで、精子を採取し、微分干渉顕微鏡で観察することができました。

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  • 投稿者 akiyama : 17:56
高校生両生類サミット 第二部 生徒発表
第5回高校生両生類サミットの発表は、中学生が1件、高校生が6件でした。 ① 岐阜県立大垣北高等学校(岐阜県) 「岐阜のオオサンショウウオを守る!~国産個体の生息地を交雑オオサンショウウオから取り戻すために~」 ② 岐阜県立大垣北高等学校(岐阜県) 「故郷『岐阜』のマホロバサンショウウオはどこからやって来たのか?」 ③ 滝川学園滝川中学校(兵庫県) 「アカハライモリの生態調査~幼体期の飼育法から生態…続きを見る
高校生両生類サミット 第一部 大学や研究機関の研究者の講演
11月4日に第5回高校生両生類サミットを開催しました。高校生の研究発表だけでなく、将来のロールモデルとなる研究者の講演も行いました。ZOOMでの実施という特徴を生かして、全国から参加者を募り、講演者もアメリカらネット接続してもらう形で実施しました。 講演者は以下の3人にお願いしました。 講義➊ Gettysburg College Associate Professor Ryan Kerney  …続きを見る
関西性教育セミナー10周年記念誌『性について、語る、学ぶ、考える』の「30年の性教育の実践」⑧性教育の実践からSSH事業での「リケジョ」支援へ
性教育の実践からSSH事業での「リケジョ」支援へ  「生命科学コース」の誕生とともにスタートしたSSH 事業は、学級通信の情報発信を続けていく過程で性教育の重要性に気づいたことが原点になっている。  2006 年にSSH の指定を受けたときは、女子生徒の理系進学支援を掲げた取り組みは少なかったが、「リケジョ」という言葉が、2010 年頃からメディアで使用され始め、少子化の中で女子生徒に理系進学の…続きを見る
関西性教育セミナー10周年記念誌『性について、語る、学ぶ、考える』の「30年の性教育の実践」⑦生命科学コースの誕生
生命科学コースの誕生  文部科学省は第3 期科学技術基本計画(2006 年)で、①大学や公的研究機関は、女性研究者を積極的に採用及び登用することが望ましいとし、②博士課程(後期)女性研究者の採用目標を自然科学系全体で25 パーセントとするという具体的な数値目標まで設定して、科学技術分野の女性を積極的な支援する方針を打ち出している。この女子の科学者支援の方針を追い風にして、2006 年に本校は私立…続きを見る
関西性教育セミナー10周年記念誌『性について、語る、学ぶ、考える』の「30年の性教育の実践」⑥女子校は今の社会でも必要なのか
女子校は今の社会でも必要なのか  1990 年代半ばから「少子化時代の生き残り戦略」として多くの学校でコース制の導入やパソコン整備、校名変更、共学化などの学校改革が進められてきた。岡山県内の私立高校は24 校あるが、今や女子校は2校のみになってしまった。全国的にみると公立の伝統校と女子大をもつ学校、中高一貫の進学校が残っているが、今や女子校はマイノリティでしかないというのも事実である。男女共同参…続きを見る
関西性教育セミナー10周年記念誌『性について、語る、学ぶ、考える』の「30年の性教育の実践」⑤授業「生命」
授業「生命」  1990 年代は、「リプロダクティブ、ヘルス/ライツ」を提起したカイロ国際人口会議(1994)、女性の地位向上の指針となる「行動綱領」が採択された北京女性会議(1995)、男女共同参画社会基本法の公布(1999)などに象徴されるように、女性の人権に関連した一連の大きな動きがあった。そのような時代に、授業「生命」 (1999)は、ホームルーム活動や総合的な学習の時間での性教育の実践…続きを見る
関西性教育セミナー10周年記念誌『性について、語る、学ぶ、考える』の「30年の性教育の実践」④翻訳によるエイズ学習
翻訳によるエイズ学習  性教育に関係した教育活動は、関係する各教科の授業やLHRの性教育の時間だけではなく日常的な教育活動の中でも展開できる。ここで報告するのは、卒業を直前にひかえた時期に、生徒と一緒にエイズに関する本の翻訳作業をしたというだけのものであるが、そこから自分自身が学んだことを紹介する。1990 年の文化祭で、担任した高校2年生のクラスで、今の社会問題に対する意見を、教師に負けない内…続きを見る
関西性教育セミナー10周年記念誌『性について、語る、学ぶ、考える』の「30年の性教育の実践」③性教育とエイズ
性教育とエイズ  エイズが社会的な問題として扱われた時期に、民法のテレビ局から「コンドームを使った授業を公開してくれませんか」という依頼の電話を受けることがあった。エイズ感染の原因の多くが性的接触であったので、性についての基礎的な知識を教える性教育の重要性が再認識された。エイズ感染予防対策の一 環として、全国の高校生ひとりひとりに「AIDS 正しい理解のために」(1992 年10 月発行)という…続きを見る
関西性教育セミナー10周年記念誌『性について、語る、学ぶ、考える』の「30年の性教育の実践」②学級通信「ぼうぼうどり」が出発点
学級通信「ぼうぼうどり」が出発点  学級通信を初めて出したのが、赴任して3 か月過ぎた1983 年7 月13 日であった。高校1 年生を担任し、最初から生徒と私の考え方が正面からぶつかる状況が続いていた。それをなんとか解決したい、自分の思いを理解して欲しいという気持ちから、学級通信「ぼうぼうどり」を発行した。最初は理解されるどころか、ゴミ箱に捨ててある状況だったが、とにかく辛抱強く、自分のメッセ…続きを見る
関西性教育セミナー10周年記念誌『性について、語る、学ぶ、考える』の「30年の性教育の実践」①はじめに
はじめに はじめに 2016 年11 月、1983 年からのカトリック系中高一貫女子校(ノートルダム清心学園清心女子高等学校)の勤務を終えた。そして2016 年12 月、学園理事長シスター渡辺和子が逝去された。一つの時代が過ぎていったという思いがある。理事長の著書『置かれた場所で咲きなさい』は200 万部を超えるベストセラーになった。その本の帯には、「人はどんな境遇でも輝ける」とある。人はそ…続きを見る
アニメ『ブルーロック』第19話 imaginary friend
以下は、アニメ『ブルー ロック』第19話のセリフです。 母親「イマジナリーフレンド。そう。その怪物はきっとメグルにしか見えない友達なんだよ。」 メグル「俺、変かな。」 母親「変じゃないよ。その子はメグルのやりたいサッカーを一緒にやってくれるんでしょ。」 メグル「うん。でもね。ママ。俺欲しいんだ。楽しいサッカーが一緒にできる本当の友達が。」 母親「そうだね。いつかできるといいね。」 メグル「俺。信じ…続きを見る
アニメ『葬送のフリーレン』第22話から
以下は、アニメ『葬送のフリーレン』第22話のセリフです。 I watched the first 23 episodes of the anime "Beyond Journey's End." For those who enjoyed the anime and manga, which part made the biggest impression on them? For me, it …続きを見る
第5回 高校生両生類サミットWeb交流会(文科省SSH事業)
目的: ①両生類をテーマにした高校生の科学研究を支援し、特に女性研究者の養成に貢献する。 ②ZOOMを使った高校生の科学研究の成果発表を通して、地域を超えた研究交流を行い、生徒間の友好・仲間意識を深め、全国の両生類研究のネットワークの拡充を図る。 ③講義とアドバイスを通して、大学や研究所の研究者に将来のロールモデルとしての役割を果たしていただく。 ④研究テーマを両生類に絞ることで、深い内容まで踏み…続きを見る
清真学園高等学校の1年生が山脇有尾類研究所で研修
 10月4日に清真学園高等学校1年生が山脇有尾類研究所に研修に来られました。茨城県で最も長く文科省SSH事業(4期3年目)に取り組んでいる学校です。  秋山繁治所長による「イモリの研究」の講義と清真学園の生徒さんとの研究に関する質疑応答換、本校3年生による研究の発表、イモリ・サンショウウオを使用した実験体験と生徒同士の研究の意見交換などが行われました。本校の生徒にとっても他校の皆さんと十分な時間を…続きを見る
地域猫写真展 西大寺緑化公園・百花プラザで開催
岡山市東区の西大寺緑化公園・百花プラザで、9月14日~9月16日まで「ありがとうを伝えたくて・地域猫写真展」があります。今、岡山に帰省していて、ふと自宅に貼ってあったチラシをみて、訪問してみました。緑化講演の中にある施設に行くのも初めてで、ふらふらと散歩がてら、草木に夏の終わりの季節を感じることができました。 飼っている二代目ミイも、2018年に亡くなった先代ミイも地域猫です。先代ミイは、娘が中…続きを見る
三浦半島中高生科学コンテストでポスター発表
神奈川歯科大学で、三浦半島中高生科学コンテストが開催され、本校ではポスター発表3件が参加しました。 「新規モデル生物として開発されたイベリアトゲイモリの飼育と観察」が最優秀賞を受賞しました。 …続きを見る
ハマヤクサイエンス研究会の学術発表会で「サイエンス学びラボ賞」受賞
8月24日にハマヤクサイエンス研究会の第3回学術発表会が開催されました。高校生の59件のポスター発表がありました。最優秀賞1件、協力団体各賞3件、優秀賞9件が表彰されました。生徒の科学研究のためのオープン・ラボを提供している山脇有尾類研究所から、指導している広尾学園高等学校の生徒1名が参加ました。絶滅危惧Ⅱ類のオオイタサンショウウオの研究の基礎資料となる発生段階を完成させ、Developmenta…続きを見る
SSH生徒研究発表会でイモリの生態の研究成果を発表
8月7日、8日にSSH生徒研究発表会に学校代表として、高校1年から取り組んできた研究活動の集大成としてポスター発表に参加してきました。研究題目は、「日本のイモリ属(Cynops)の繁殖生態はどのように獲得されたか?」で、"イモリ属の繁殖生態は「配偶行動を取ってから連続して産卵する」のが基本であり、日本に生息するアカハライモリはイモリ属の分布の北限の種で、低温期(冬)があるという条件への環境適応とし…続きを見る
両生類研究の国際会議SalamanderMeeting2024で研究成果を発表
両生類研究の国際ミーティングは2年に1回で、前回はコロナ禍でトルコのIstanbul Medipol Universityで開催されましたが、今年の会場は日本で、国内唯一の両生類研究施設「両生類研究センター」のある広島大学の学士会館でした。実施要項を拝見して、高校生でも発表してもいいかを関係者に問い合わせさせていただいたところ、快く認めていただきました。口頭発表・ポスター発表ともすべて英語で、高…続きを見る
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