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授業「生命」第26回 岡山大学大学院保健学研究科 中塚幹也先生

2015年2月24日

【生徒の感想】
同性愛についてはなんとなく知っていましたが性同一性障害については聞いたことはあるぐらいにしか思っていませんでした。今日の講義を受けて同性愛よりも性同一性障害の方が複雑で深刻だなと感じました。同性愛はありのままの自分を受け入れたうえで異性ではなく同性を愛します。しかし、性同一性障害は体と心が一致していません。ある表現では「男性が女性の体に閉じ込められている状態」または「女性が男性の体に閉じ込められている状態」と言うそうです。私はこれを聞いてなぜか悲しい気持ちになりました。自分のありのままを受け入れきれず、誰にも相談できずにいることを考えました。中学生までに性同一性障害だと自覚する子は全体の約90%だそうです。小学生や中学生にしてはとても辛いことだと思います。まして、その異変に気付けた人は全体の3割でそのうちの75%が母親であることを知りました。でも、助けになってくれる母親は3割程度しかいないそうです。数少ない子供たちだけが認められあとの人たちは自分の気持ちを伝えられずにいたり、親に認められずいるなんて不公平だと思いました。もっと多く人がこのことを知り、理解し、認めることで性同一性障害の人も同性愛の人も幸せになれる社会が出来ればいいなと思いました。
今は昔より簡単に性別適合手術を受けることが出来ます。ジェンダークリニックには最高87歳の患者さんが来たそうです。その人は死ぬ時はあるべき姿でいたいと言ったそうです。あるべき姿とは心と体が一致してることだと思います。自分自身がもし性同一性障害だったらと考えた時まず自分を認めてくれる人を探すと思います。理解し合ったうえで解決策を一緒に考えてくれることを望むと思います。少しでも力になれればいいと思いました。

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