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Ayer Hitam Utara State Forest Park 希少魚類の保護

2025年8月11日

アイヤー・ヒタム・ウタラ州立森林公園(AHUSPF)は、アイヤー・ヒタム・ウタラ保護林内に位置し、泥炭湿地林に囲まれています。湿地内の水溜まりには希少な魚類が生息しており、保護活動が行われています。
この公園はジョホール州に残された貴重な自然の聖域であり、この独特な生息地には多くの固有種が暮らしています。まさに手つかずの泥炭湿地林の保護区といえます。
2019年から2022年にかけて実施された調査では、40種の淡水魚が確認され、そのうち11種は酸性黒水に、12種は酸性水に適応して生息していることが分かりました。これらの大部分は、オスフロネムス科(Osphronemidae)とダニオ科(Danionidae)に属しています。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは、Encheloclarias curtisomaBetta Persephone が絶滅危惧IB類(EN)に、Betta omega が絶滅危惧IA類(CR)に分類されています。
しかし、この地域の泥炭湿地林は、急速な土地転換、森林火災、さらに近年では外来種であるザリガニ(レッドクロウ)の侵入による影響など、深刻かつ差し迫った脅威にさらされており、生態系の保全が強く求められています。

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