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『SSHマレーシアUTHMサマーキャンプ』

2016年4月19日

今年度の新たな教育プログラムとして『マレーシアUTHMサマーキャンプ』を実施することにしました。マレーシアUTHM大学の先生や大学院生に協力してしていただいています。事業の目的は以下の通り、実施時期は、8月上旬。

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【目的】
 第3期の事業題目は「グローバル社会で活躍する女性研究者育成の教育プログラムの開発」としている。そして、仮説として、「豊富な自然体験及び大学と連携した実習、並びに課題研究を実施することで、生徒の理系進路意識に肯定的な影響を与えるだけでなく、大学進学後に必要な力を身につけることで、女性研究者として必要な基盤を育成することができる。この際、課題研究を核とし、ESDの視点で今まで開発してきた教育内容をつなげるよう働きかけることで、より高い教育効果を生みだすことが出来る。」としている。
 本研修は、国外の大学の生物学の講義や実習を盛り込んだ教育プログラムであり、グローバル人材の育成を目指した教育に最適な内容であると考えられる。生物学が中心になるが環境保全の内容を含んでおり、Sustainable Development(SD)の視点から考えても、将来の科学技術者として活躍する場合にも知っておくべき有益な知識を得、自然の大切さを体感できる内容になっていると考えられる。また、本校の科目「実践英語」で取り組んでいる英語ディベートを取り入れた授業の成果を試す機会にもなると考えている。
 今回連携していただくツン・フセイン・オン大学(UTHM)は、2006年から実施しているマレーシアの環境学習に協力していただいている大学で、昨年はUTHM主催の国際学会(ICB:INTERNATIONAL CONFERENCE ON BIODIVERSITY 2015)で本校の生徒に発表の機会をいただいたという経緯がある。それがきっかけとなり、本格的に生物学を学ぶ9泊10日の研修(大学の研究者や院生の指導による講義と実習)を企画していただいた。本校では学校設定科目「自然探究B」として教育課程に位置付け、単位(1単位)を取得できる科目(選択)として設定していく予定である。UTHMについては、2015年度日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)で女子大学生10名を本校の森林実習に受け入れ、「日本とマレーシアで考える地球温暖化防止における森林の役割」というテーマで国際交流を実施した大学でもある。

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