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時間生物学グループが「デンジソウ」の研究を開始

2010年11月 4日

 デンジソウは、水生シダで、水分が多い時は小葉2対が十字形につくので”田の字”に見えることから”デンジ”ソウの名がある。若い葉は水上に出て、2枚ずつ小葉を合わせて、就眠運動をする。本校の生命科学コースの時間生物学グループは、その就眠運動に着目して研究を進めている。ちょうど今、胞子葉の先に円形の胞子のう果が1~3個できている。
 かつては水田雑草として扱われ、駆除しにくい厄介な草として扱われていたが、現在は見るのも難しい状況にある。希少種としてビオトープ施設等で、水草として栽培されることが多い。ウォータークローバーという呼称がある。環境省レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定。

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デンジソウ

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胞子のう果

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楕円形で荒い毛が生えている


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