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生物工学会誌で「清心女子高 生物部の歩み」を紹介(その1)

2008年8月25日

 本校は創立120周年を迎えたカトリック系の併設型中高一貫の女子校です。岡山駅から下りの新幹線で南向きの車窓から小高い丘の上にある白い校舎を見つけることができます。倉敷市内にありますが、通学範囲は広く、生徒の79.6%がバスや電車などの交通機関を使って通学し、8.3%が寄宿舎で生活しています。普通科の中に文理コース(高校二年生で文系・理系への進学を選択)と生命科学コース(入学時から生命科学分野への進学に特化)を設定しています。進路は、4年制大学が78%、短期大学が8%で、専修学校を含めて99%が進学しています。
 生物部の歴史は、1984年に生物同好会(1997年に部に昇格)として始まったので、今年でちょうど25年目を迎えたことになります。最初は、理科の授業で使うレベルの設備を使って、生徒各々が自分で見つけたテーマを研究して行く形に留まっており、部の特徴となるような継続した取り組みがないという悩みがありましたが、1989年に体育の教師が偶然持ち込んだカスミサンショウウオの卵を産卵するまで飼育した成果が地元の新聞に掲載されたことがきっかけになり、有尾類の飼育と繁殖が中心テーマになりました。さらに、2006年に文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けたので、クリーンベンチやオートクレーブなどの実験機材を整備できたのをきっかけに、SSHの生物分野の研究を中心的に進める部として再出発しました。昨年度から3つのグループに分かれて研究に取り組んでいます。

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野生酵母を分離

2008-life02.jpg
開花サイクルの記録

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サンショウウオの飼育

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