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清心から2013年夏に長期留学した野波さんは、アメリカのミシガン州にある高校にて学び、2014年夏に帰国しました。「留学中ホームシックにならなかった?」「面白い英語表現が勉強出来た?」・・・帰国生インタビューを行いました。
-小さい頃から外国に憧れを持っていて、英語の授業が始まると本格的に海外で自分の英語を使って生活してみたいと思うようになりました。海外(特にアメリカ)の音楽・ドラマ・英語に興味が有ったので行き先の候補にアメリカが挙がりました。
-学校の授業では前期・後期共にコアソーズ(声楽)の授業をとっていました。この受講者はハロウィンやクリスマスには老人ホームや小中学校で歌やダンスを披露します。また春には、年に一度の大きなステージでのパフォーマンスがあって、本格的な衣装やダンスレッスンの下、ミュージカルのような公演を披露しました。
ほとんどの部活ではTryout(入部試験)が行われていて、それによって入部が出来るかどうかが決まります。シーズンごとに行われる部活動が異なるので、様々な部活をすることが出来ます。特に、チアやアメリカンフットボールはアメリカらしくて、かっこよくて人気もある部活です。
-ふとした時、清心の制服が恋しくなりました。ハイスクールでは基本、私服です。毎日、コーディネートを考えるのは大変でした。
―私の通った高校では、毎日6時限まで同じ時間割で授業を受けます。必須科目が3つ、選択科目が3つ。Sophomore(10年生)の必須科目は英語、数学、アメリカ史です。選択では、体育、音楽、インテリアデザイン、アートなどを受けました。自分で選べるので大学のようでした。日本ではあまり見かけないインテリアデザインなどの実学的な学問も教科として勉強できるのも楽しかったです。
ランチは生徒がカフェテリアや校庭に集まって自由に楽しく食べます。アメリカ定番のランチは食パンにピーナッツバターやジャムをはさんだサンドイッチやカットフルーツです。授業は午後2時に終わり、スクールバスで帰宅したり、部活動をしたりします。
-アメリカ史の授業を受けている時に気付いたのですが、ほとんどのアメリカ人が自分の意見を持っていて、授業中は皆が積極的に自分の意見を言います。日本では、授業中は静かに先生の話を聞いて板書を写すといった感じなので、アメリカの生徒と先生のやりとりで成り立つ授業というのはとても新鮮で、刺激を受けました。
またアメリカ人はとてもイベントが好きなので、ハロウィンや学校行事が行われる日は必ずといっていいほど皆仮装をして登校するのでそれも面白かったです。特にハロウィンは仮装したまま授業を受けたり、となかなか日本では見ることの出来ない光景で、「アメリカらしいな」と思いました。
-“Butterflies in my stomach”・・・直訳すると、「お腹の中に蝶々がいる」ですが、アメリカではドキドキしている時や緊張している時などに使う言葉です。表現が面白いですよね。
“break a leg”・・・直訳すると「骨折って」ですが、これはアメリカでいう「頑張って」という意味で使われます。不思議です!
-留学を考えている皆さん、「留学はしたいけど自分の英語力では心配だなー」と思っている人、諦めないで頑張ってみて欲しいと思います。私も、英語は好きでしたが全然得意ではありませんでした。なので、最初の頃はコミュニケーションもとれなくて、凄く大変でした。もっと英語を勉強してくれば良かったと後悔した日もありました。ですが、3ヶ月ほど経つと、だんだんリスニング力もスピーキング力も上達して、何とかなるんだ!と思えました。自分から積極的に友達に話しかけられるようになると、友達も増えて、学校生活もとても楽しくなりました。