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"草刈り"をしていて考えたこと

2016年7月24日

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昨年5月に古くなった母屋を解体して、約300坪の空き地ができた。昨年の夏も草が生い茂っていたものの、駐車場に借りたいという申し出があり、関係者に草刈りをしていただいて、無事に3月まであまり草が茂っていない状況だった。
今年は5月の連休前に草が生い茂ったに状況になり、連休前に草刈り機を持ち出して、草も柔らかかったので比較的楽に作業ができた。今回は、腰のあたりまで草が伸びてしまって大変な作業になってしまった。今週末から8月末まで出張が続くので、なんとか草刈りをしなければならないと決意した。家族は誰一人として、庭の草一本抜いてくれないので独りでやるしかない。
このような状況に追い込まれる状況をつくってしまうのは、学校でのSSH事業の運営でも同じだから、自分の性格と日頃の行動が原因かもしれない。最後は「一人でもなんとかなる」と思ってしまうのだ。しかしながら、この時期の草の生い茂った状況は春先とは全然違うことが判った。クズなどの蔓性のものを生い茂って、草刈り機に巻き付いて、刃が動かないことが頻繁に起こってします。
刃に巻き付かないような角度を考えて、少しずつ刈っていくことで何とかなったが、草の量も多く、300坪の面積を炎天下で1日では刈り切れない。この体験をすると、もし、このまま刈らないで放置したら、8月末にはもっと草が生い茂って、刈りにくい状況になることは容易に想像できる(農家の人の大変さは、体験しないと学べない)。今回も1人でなんとかすることにした。

人の心は「庭」に例えられる。放置すれば草に覆われてしまう。庭には、手入れの行き届いてきちんと整備された庭もあれば、荒れ放題の庭もある。とんな状況でも、必ず何かが生えてくる。花や野菜の種を蒔いて手入れをすれば野菜が収穫できるが、何も手入れしないで放置すれば、いろいろな草の種が入りこんで、どんどん荒れ果ててしまうことになる。
よい庭師は、手入れをよくして、草が茂らないように気をつけ、育てたいと考えた花や野菜を栽培する。

人は心という「庭」を手入れをしなければならない。自分の「心」の中にある間違った考えを不純な思考を取り除いて、正しい考えや誠実な思考を育てなくてはならない。そうしないと「心」は育たない。日々育てられた考えや思考の内容や強さによって、人格がつくられる。言い訳ばかりして育てることを怠ると、庭も心も荒れ果ててしまうことになる。自戒を込めて・・・。

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