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目的地がないと

2016年5月 3日

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 4月に、蒜山の山焼きを見に行く途中で、大阪から来たという50代の男性(偶然だが、同じ職業・・・高校の教員)を話をした。週末になるとバイクで旅をするようになって、岡山にも時々来られていると聞いた。そして、「最近になってフラフラと途中で脇道に入りたくなる」と言っておられたのが気になった。すべて予定されたコースではなく、少し予定にない"想定外の体験や出会い"を求められているのかもしれないと思い、山焼きに向かっているというの伝えたら、彼も見てみたいというで結局、山焼きの最初から最後まで同行された。山焼きを眺望した丘が気に入ったようで、「今度は夫婦でハイキングに来ます」と嬉しそうに言って帰られた。
 7月に行く自分自身が行く旅程を考えていて、彼との出会いを思い出した。僕は、最初から目的地がない旅はありえないと考えている。どこにでもいける状況だからといって、旅に出ようという気力がムクムクと湧くてくるわけではない。目的地がある旅を考えるからこそ、予定されたコースから少しずれたところを訪問して"想定外の体験や出会い"がありはしないかという気持ちになるのだと思う。

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