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「生命とは?」 生物学の立場で考えると

2016年2月22日

「生命(life)」を科学的に研究する学問が「生物学(biology)」である。小さな子でも、猫や虫、植物は生きていて(「生命」をもっていて)、岩石は生きていない(「生命」をもっていない)ことを知っている。人間は、"生物が何をするか"という『特徴』を知ることで、「生命」を理解ている。その共通する『特徴』は、①規則性、②成長と進化、③エネルギーの利用、④環境応答、⑤生殖、⑥進化である。生命を支える地球上すべての領域を生物圏(biosphere)という。
細胞は、生命のすべての特徴を示す最小単位である。生物は細胞から作られている。細胞が集まって組織が作られ、様々な組織が集まって器官・器官系になり、細胞・組織・器官・器官系と階層が上がるごとに新たに「特性」が生まれ、個体という単位になる。「特性」は、配置や相互作用から生じる。生物には、「全体は部分の総和より大きい」という概念があてはまる。

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