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第23回 「少女と女性のエンパワーメント」  原明子(岡山市 ESD 世界会議推進局)

2015年1月27日

【生徒の感想】
 この講義ではインドのアンジャリさんの例を挙げてお話をしてくださいました。インドでは、人口の22%を思春期の女の子が占めているそうです。そして、思春期の男子の識字率が51%であるのに対し、思春期の女の子の識字率は35%だそうです。また、彼女たちの50%以上はDVを受けたことがあって、早期結婚・出産を強いられていることも少なくないそうです。そこで、成人教育センターでは、インドの貧しい村にコミュニティーセンターをつくって、思春期の女の子を読み書きを中心に集中トレーニングするそうです。そして、2~3か月後に彼女たちが村に戻り、同年代の女の子に読み書きや生活技術を教えることでchange agentを起こしているそうです。そしてコミュニティーセンターで教育を受けた子たちの村では、学校からのドロップアウトが減ったり、結婚年齢が上がるなど効果があたそうです。私はこの取り組みを聞いて、成人教育センターの方々や現地の人達はすごいと思いました。そしてもう一つ思ったのは、このような取り組みによって影響を受けているのは女の子自身だけではないということです。むしろ彼女たちの親や周りの大人たちの方が、女の子にも教育が必要なのだと気付き始めていると思います。このような取り組みを進めていくにはいろんな困難があると思いますが、このようなことに継続して取り組んでいくことで、世界がより良くなっていくと思います。
 今日の講義の最後に、先生は私達が大事だと思っていること、また今後大事にしていきたいことは何かと尋ねました。私は、「自分の考え、相手(他人)の考え、発信することと受け入れること」だと答えました。自分の考えを持つことはとても大事だといろんな人がよく言いますが、私は相手の考えを尊重することも重要だと考えています。「尊重する」というのは相手のことを受け入れること、また相手の考えを知ろうとすることも含まれていると思っています。私自身、中学校、高校生活での様々な経験を通してそのようなことができる人が社会に求められていると感じてきたし、私自身がそのようなことができる人は素敵だと思っているからです。特に国際社会では、言語や文化が異なる中で様々なことに取り組んでいかなければならないので、自分の意見も発信して相手の意見も受け入れ、活かしていくことがなおさら必要になってくると思います。
 今日先生がおっしゃったように、残りの高校生活で様々な経験をして、いろんな人の考え方を吸収して、大人になった時にその経験を活かしていきたいです。

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