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第8回「生命」 メディア・リテラシー①(メディアフォーラム岡山・乙竹文子)

2013年6月18日

この講義は2回連続で、テレビなどの映像を分析し、社会的な問題について考える視点を学んでいる。今回は、コカコーラのコマーシャルを題材に視聴し、議論した。

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【生徒の感想】

今日は、乙竹先生が来られて、「メディアリテラシーとは何か?」についての前半の講義でした。
 まず、なぜそんなことを学ぶのかというと、そういう社会になったからです。現代は誰も経験したことのないメディアが偏在する「メディア社会」です。メディアリテラシーとは、社会が現在どのような状況にあり、社会にとって何が重要であるか考える事です。国連は、21世紀の課題として、メディアリテラシーを位置づけたそうです。メディアは社会的なものであって、単に個人的なレベルでは収まらないものです。私たちは、メディアが人間の生活の全体を覆いつくす中での生活を強いられています。
 現在はメディアが日常的に深く入り込む社会です。その為、私たちはグループでディスカッションしてくださいと言われた時に、普通にディスカッションを始めていました。メディアに左右されず、自分自身を生きることは、簡単なことではありません。メディアに左右されないためには、メディアに主体的,能動的になることが必要です。メディアリテラシーは実践しないと身に付かないものです。それぞれのメディアに特性,テクニックがあります。
 私たちは私たちの現実を生きているのではなく、メディアによって構成された『現実』を生きています。メディアリテラシーを学ぶ上で不可欠なメディアリテラシー分析のためには、生産・制作,メディアテクスト,オーディエンスの三つの要素を視野にいれることが大切です。それによってメディアが作り出す『現実』が見えてきます。
 メディアリテラシーを学ぶ方法は、グループで話し合うこと・能動的に参加すること・対話による学習をすることです。グループで活動することで、たくさんの人の異なる意見などを聞くことができます。対話による学習では、他人の意見に対して、NOとは言わず、自分にない知識を足していくことが大切です。
 メディアリテラシーの取り組みにおいて発せられる「問いかけ」の「正答」,「正解」はありません。なぜなら多様性が大切だからです。
 今回皆で話し合った結果、みんな「コカ・コーラ化された世界」を生きていると感じました。

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