• ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室
  • ぼうぼうどりの生物教室

離島にて

2013年3月 6日

「離島の人口といってもピンと来ないかもしれませんが、たとえば新潟県の佐渡島や鹿児島県の奄美大島の人口はおよそ7万人、世界遺産に指定された屋久島の人口はおよそ1万3千人。こういう大きな島には「市」がありますが、たいていの日本の離島では「町」や「村」が行政単位になっています。(Dr.コトー診療所①p26)」。
ここ座間味島の人口は600人。沖縄本島からフェリーで2時間、高速艇で1時間なのでそんなに遠い離島でない。海を楽しむ観光客で成り立っている島という印象で、この3月はクジラ見学に来られる方も多い。しかしながら、いったん海が荒れると高速艇は結構になりやすく、一日一往復のフェリーが生命線になる。フェーリーさえ運航できないときは物資が入らない。
今年度は、学術振興会科研費で生物調査目的でこの島を10回(5月・6月・7月・9月・10月・11月・12月・1月・2月・3月)訪問した。今回は最後になる。修学旅行でこの島をきている高校も20校くらいあると聞いているが、生徒を引率してきたのでは感じることのできないことを、この一年の一人旅で感じることができた。一番の収穫はカメ好きの知りり合いができたことで、一緒に山野を散策させていただいたことは一生忘れることができない思い出になった。

最近の記事