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人が大切にしているものを踏みにじること

2012年5月23日

 2009年から挿し木をしてその成長を楽しんでいたら、先端を折られていた。あたりを見渡すとその枝があった。教員なのか生徒なのか、その他の人なのか。がっかりした。世の中、人を殺したり、傷つけたりする人もいるくらいだから、そんなことが起こってもおかしくないのかもしれない。小学生だった頃、飼っている猫を釘を加工した矢で打たれたたことがある。傷ついた「ミイ」は、怪我をした足を引き摺って帰ってきた。学校教育で今最も必要なのは人の気持ちを大切にできる子どもたちを育ていることだと思う。
 次の世代の科学技術者を志す人材を育ている教育事業(文科省SSH)に取り組んでいる。国のお金(税金)で支援されている事業である。私は、生徒に最良の教育環境を提供するべく前向きに取り組んできた。ある学校の教員が「SSH事業は課題研究の発表で賞をとったりして一応成功しているように見えるけど、生徒募集にいい影響がでていないので経営的にみれば、無駄だし、面倒だ」と言った。教育は、今学んでいる生徒がその才能を最大限に伸ばして、将来に夢(期待)をもって生きることができるように最善を尽くして育てる活動である。学校経営のために利益を求めて取り組む活動ではない。そして、この言葉は、指定を受けてから6年間、一生懸命教育プログラムを作り、生徒の指導をしてきた人間を侮辱している。

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3年前に植えた挿し木

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先が折られていた

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折られて捨てられていた枝


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