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授業「生命」 25回 福山大学生命工学部 渡辺伸一先生

2010年2月 4日

「野生度物の行動を考える」という演題で、動物の行動の意味を解釈の仕方、データーロガーを使った調査方法、南極でのペンギンの具体的な調査事例など、自らの体験を踏まえて話していただいた。

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動物の行動の意味を解釈する

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ホタルが光る要因は?

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データロガーを用いた行動調査法

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南極でペンギン行動を調査

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この中に渡辺先生がいます

【生徒の感想】
 ホタルの話から始まって、南極でのペンギンの調査や南極の話など、写真や動画を使ってわかりやすく説明して下さいました。この講義を通して動物行動学という分野にも興味が持てるようになりました。
 最初のホタルのお話についてですが、ホタルは元々とても興味深い生き物だと思っていました。でもそれは化学的にどのような仕組みで光っているのかが知りたかっただけだったのですが、この講義でその光るということが彼らにとってどのような役割を果たしているのかということを考えました。普通の昆虫のホタル以外にもウミホタルなど光る生き物はいます。ホタルの中でも幼虫のうちから光る種類もいます。講義を聞いて彼らが光るのは繁殖のためだけではないのだということに気づきました。同じ光るということでもそれぞれ目的が違います。そこから動物たちの生活を調べていくというのはとても興味深いです。
 南極での調査のお話では、ペンギンたちの水中での様子を調査するのはハイテク機器を用いてデータをとるという調査方法を知りました。また、そのための機器の存在を初めて知りました。人間に調査できないようなことはそのために様々な機器が作られているということに驚きました。でも、渡辺先生が少し話して下さいましたが、そのような機器がない頃は本当にデータをとる作業も大変だったのだと思いました。
 先生は南極までの道のりや生活についても紹介して下さいましたが、とても大変だと思いました。行くまでの時間もとてもかかっているし、南極の風景は美しいけど、非常に過酷な世界であるということがわかりました。でも、そんなところまで調査に行くという熱意は本当にすごいと思いました。自分にはそこまで熱意を持てるものが無いので何か自分が本当にやりたいことを見つけたいと思いました。
 ペンギンたちの調査については子育てをしている様子がとても印象に残りました。オスとメスが協力して育てているというのも珍しいと思いましたし、調査のために片方を巣から連れ出すともう片方が戻ってくるというのはすごいと思いました。また、家族思いな個体もいればそうでないものもいるというのを聞いて、ペンギンにも色々な性格があって面白いと思いました。貴重なお話を聞くことが出来て本当によかったです。

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