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岡部伊都子の「売ったらあかん」

2009年5月22日

 友達を 売ったらあかん
 子どもらを 売ったらあかん
 まごころを 売ったらあかん
 本心を 売ったらあかん
 情愛を 売ったらあかん
 信仰を 売ったらあかん
 教育を 売ったらあかん
 学問を 売ったらあかん
 秘密を 売ったらあかん
 こころざしを 売ったらあかん
 大自然を 売ったらあかん
 いのちを 売ったらあかん
 自分を 売ったらあかん
 自分を 売ったらあかん

この詩を教訓として読む人もいると思いますが、「売ったらあかん」の立場で生きていくと、失うものも大きいのも事実です。「売ったらあかん」という生き方で最後に認められた人もいるでしょう。一方、「売ったらあかん」という生き方で最後まで不遇な人生になった人も多くいます。殺された人もいるでしょう。「自分の納得した生き方ができたのだから、それでいいんじゃない」というのは、他人事としての認識から発せられる言葉です。傷つけられれば、痛いです。抑えつけられれば、苦しいです。時を経ることによって、脳細胞の中の痛さや苦しさの信号が希薄になっていくことを祈るしかありません。

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