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岡山理科大学との連携講座 生物学実習(高2・第二回)

2007年12月 4日

 眼の構造の復習をしてから、豚の眼球を解剖して、それぞれのパーツを観察した。角膜を切り取り、虹彩を剥がし、レンズを取り出して、レンズとしての働きを確認した。

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まず、眼のそれぞれのパーツの名称を復習

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各自で、自分に盲点があることを確認

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盲斑の位置との関係を理解

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豚の眼の解剖に挑む

【生徒の感想】
今回は講演を聞くのではなく、盲斑の存在を確かめる実験と、ブタの眼球の解剖を行いました。盲斑の実験は前に授業中でもしたことがありましたが、今回は用紙を0°、90°、180°に回転させ、片眼だけではなく、両眼でも実験を行いました。結果は片眼の場合は、0°のときのみ盲斑によって印が見えなくなり、両眼ではすべて印を見ることができました。用紙を回転させたことにより、盲斑は眼に1つしか存 在しないということを体感でき、また両眼の場合では、右目と左目はお互いの盲斑をカバーし合っているので見えなくなるところはないということがわかりました。この眼の性質により、私達は安全な生活を送れているのです。
最後にブタの眼球の解剖を行いました。解剖は初体験でありとても楽しみにしていたので、自分でも驚くほど躊躇なく解剖することができました。水晶体を取り出し、その水晶体を文字の上に置くと虫眼鏡のように文字が大きく写ることも確認し、無事解剖に成功しました。その水晶体を家に持ち帰り、家族にも説明しながら 見せました。今回は初めての解剖だったので神経を使い大変でした。特に難しかったところは、まぶたや脂肪を眼球を傷つけないように切り離す作業です。しかし、成功したときの達成感を味わうことができおもしろかったので、またぜひ行いたいと感じました。

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余分な筋肉などを取り去る

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視神経は注意深く残す

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取り出したレンズ

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