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「先輩からのメッセージ」岡本祐佳

2005年5月21日

私がこの進路を選んだ動機は、中学生の時から老人ホームなどを訪問しているうちに看護師という仕事に興味を持ち始めたことからはじまります。看護師は患者さんの身の回りのお世話をするだけではなく、患者さんの目には見えない心をも理解していかなければなりません。そんな人との係わり合いが絶えることのない看護師という職業はなんて素晴らしいのだろうと思い、この進路に進むことを決めました。
 今ではその看護学専攻を選択してから1年が経ちました。今でも看護師という職業への情熱を絶やすことなく大学生活をおくっています。つい先日ですが、国立療養所の長島愛生園に実習に行ってきました。まだ技術的なことはほとんど習っていないので、みなさんの想像する看護実習というようなものではありませんでしたが、人として大切なことをたくさん学んできました。机上の勉強だけでは体験することのできないことがたくさんあるのだと気づかされました。また部活動では、わたしは軟式テニスをしています。高校の部活は英語部だったので、大学に入って何か運動がしたいと思いテニスを始めました。サークルと違って部活は多少厳しい面もありますが、毎日充実した日々を送っています。
 さて、わたしは大学に入って思ったことがあります。それは目的を持つことの難しさです。わたしはただ漠然と看護師という仕事に夢を見て大学に入ったわけですが、同じクラスにいる具体的目標を持っている人たちと比べると意識が低いと自分で感じます。すごく悲しいことです。ですから、生命科学コースを選ぶみなさんには、是非具体的な目標を持って一心不乱に頑張ってほしいなと思います。なぜこのコースを選んだのか、なぜこの学部を選ぶのか、自分の中でしっかりと考えてほしいなとわたしは思います。目的さえしっかりしていれば、どんなに辛いことでも乗り越えていけると思うからです。しっかり頑張ってください。

岡山大学医学部 保健学科 看護学専攻2年 岡本祐佳

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