◆1998年1年B組22番の課題
分類1 | 分類2 | 分類3 | 注 | 市町村 |
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抽象物 | ブロンズ | 球 | 不明 | 福山市 |
設置場所 | 設置者 | タイトル | 作者 | 設置年 |
福山美術館 | 不明 | 球体 | アルナルド・ポモドーロ | 不明 |
題:「球体」 場所:福山美術館 この作品の、作者はイタリアの抽象彫刻家アルナルド・ポモドーロです。 |
この彫刻は、福山美術館の中のすぐ入ったところにあります。貴金色に研きあげられたブロンズの球体は、中央部で裂けて、内部に仕組まれた機械を思わせる構造体をあらわにしています。そして、その球体の表面と内部、優美と優美ならざるものとの出会いが、新鮮なショックを与える作品でしょう。
「球体」は、作者にとって主要なテーマのひとつであって、この裂け目は、明らかに地球の危機を象徴しています。
この作品は、見るひとによって、さまざまな印象を与えますが、ポモドーロは、現代社会の矛盾や環境破壊をストレートに表現しているように思われます。