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ESD地域交流会(フィリピンからの生徒・教員受け入れ)
2014年11月5日から11月7日に行われたESD(持続可能な開発のための教育)に関するユネスコ世界会議の1つである、ユネスコスクール世界大会Student(高校生)フォーラムに参加するため、岡山を訪れていたフィリピンの高校生・教員が来校しました。ホストスクールとなった本校では11月4日、ESD地域交流会(学校交流)と歓迎夕食会、11月5日地域交流会(校外でのエクスカーション)を行いました。
参考:岡山市『ユネスコスクール世界大会高校生フォーラム』
ユネスコスクール世界大会の地域交流会に、フィリピンの生徒4名と先生1名が、ノートルダム清心学園を訪問しました。
中学3年生のNELP(英語発展クラス)の授業で、環境問題などについて話し合いました。
高校1年生の生徒がグループに分かれて校内ツアーを行い、学校を紹介しました。
中学3年生の英会話の授業では、生徒が『桃太郎』の話しを英語とジェスチャーでなんとか伝えました。
高校1年生がグループごとに、日本の高校生の毎日の生活を、紙芝居風に英語で紹介しました。
フィリピンの生徒が、世界大会でのリハーサルを兼ねて、プレゼンテーションを披露してくれました。
高校生全校生徒による歓迎会を開催しました。箏曲部と、聖歌隊によるハンドベル演奏によって歓迎しました。
岡山市主催の歓迎夕食会への参加者が一緒に出発するところです。
地域交流会2日目。ホテルグランヴィア岡山に集合して、これから出発します。
ノートルダム清心女子大学附属小学校を訪問しました。カリタス・ホール前です。
ノートルダム清心女子大学附属小学校での授業に参加させていただき、日本を紹介するクイズにチャレンジしました。
昼食を食べたあとは倉敷美観地区を散策しました。このあとはホテルグランヴィア岡山まで行き、交流会を終えました。ありがとうございました。
参加した生徒の感想
本校の生徒
- 私たちはフィリピンから来られた生徒の方々とESDに関することについて話し合いました。フィリピンの生徒の話しを聞いて、彼らは自分の国が抱えている問題などをよく知っているのだと感じました。私はそのとき、日本が抱えている問題について、自分自身は「よく知らなかった」というよりも、「考えようとしていなかった」、「知ろうとしていなかった」ということに気づきました。これからは日本が抱えている問題について、私たちが考えなければいけないと思いました。
- グループに分かれて『桃太郎』の話しをフィリピンの高校生に紹介しました。「桃から男の子が出てきた」ということは常識ではあり得ないことなので、フィリピンの高校生はとても不思議そうな顔でした。私たちが最も悪戦苦闘したのは、桃太郎が犬や猿にきびだんごをあげるシーンです。「きびだんごって何?」と聞かれ、どう答えればいいのか戸惑いました。英語で伝えるというのがこんなに大変なことだということを実感しました。
- 高校生全校で歓迎会を開きました。フィリピンの高校生が民謡を踊っていて、衣装もきれいでとても美しかったです。その後は私たちがパフォーマンスをしました。箏曲部による琴と三味線の演奏があり、私たちの聖歌隊はハンドベルの演奏をしました。私は日本語とタガログ語でフィリピンの民謡である「レロン・レロン・シンタ」を歌いました。ユネスコスクールには、運営スタッフとして参加していますが、学校の部活動でこのような交流会に参加できたことも良かったと思います。
- 歓迎夕食会では高校生フォーラムよりも穏やかな雰囲気で交流することができました。高校生ならではのおしゃべりを楽しんで、みんなが仲良くなれる絶好の機会でした。とても素敵な時間を過ごすことができました。ゲストの笑顔を見て、ホストも笑顔になる。そういった光景を高校生フォーラムを通してもたくさん目にすることができて嬉しい気持ちで一杯になりました。ここで体験したことや感じたことは、私にとって一生の宝物になりました。ありがとうございました。
フィリピンからの高校生・教員
- They brought me to the laboratories, which again completely amused me. It was amazing; the fact that they are exposed to lab works and very advanced experiments at such a young age. I learned more about the salamanders and how they lived in their natural habitat. I was amazed since they are actually capable of applying the lessons that they had into real life. After the laboratory, they brought me to their pond wherein small fish were seen. Seeing their areas wherein it was really applying ESD into their educational system inspired me to promote ESD to my school even more.
- This trip was an eye-opener for a teenager like me. I was indeed grateful for a wonderful chance granted to me hoping that the same chance would also be granted to more Filipino teenagers. And here's hoping for more Filipino youths to be truly concerned for the well-being of our own dear country.
- Although our time was limited, I really enjoyed myself for that day. I would never forget the short time that I got to spend with them. How I wish there would be a next time. I hope that I am given another chance to see and be with them but in a different circumstance. I would like to thank their principal, the staff and the students themselves for the kindness they have shown to us. Thank you for everything. Arigatou gozaimasu!
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