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本校生徒10名が『ユネスコスクール世界大会高校生フォーラム』準備セミナー第一回に参加しました。(2013年6月9日)
これは2014年秋岡山市で開催される『ユネスコスクール世界大会高校生フォーラム』の開催に向けた勉強会で、大阪府立大学・岡山市の委託事業として今年度は全9回のセミナーが展開されています。
活動の主体となる高校生6名と顧問の小寺先生。
大阪や岡山の参加高校の前で本校をプレゼンテーションしました。
中学生・高校生で参加する学校は本校だけ。中学生4名はオブザーバーとして参加させて貰いました。
今日のセミナーでは、「ありがとう」という言葉を感度も聞きました。「感謝50連発」、一日の中で、何回人に感謝すべき場面があるのかと改めて思うと、たくさんありましたが、「ありがとう」と言葉に出していないと気がつきました。それを言葉にする大切さを改めて思いました。また、個人個人ではなく、みんなで協力し合い、一つの大きなものを完成することの意味があると思いました。相手に感心を持ち、相手を尊重し、親切な心を持つことが大事だと思いました。
今日初めて会った人たちなのに、バスが着いたときからあたたかく迎えてくれて、すごく嬉しかったです。あたたかく迎えてくれて、私は嬉しかったです。また、大阪の学生が岡山に来たとき、同じように迎え入れたいと思いました。
ESDは難しいと思っていましたが、結構自分に身近なものなんだと思いました。積極的に話してみる、主体的に発信してみるなど、簡単そうで思うより難しいこともあるかもしれません。
今回のセミナーでは何度も自分の意見を言う場面はあったが、それができなかったのは自分に積極性がなかったのだと思います。次回は積極的に手をあげて、自分の意見を少しでも言ってみようと思いました。
もっともっと親睦を深めて、お互いを知って仲良くなり、一緒に世界大会を成功させていきたいと思いました。じゃんけんをしたときもなかなか積極的にできなくて、自らが親睦を深めれるチャンスを逃しているんだと痛感しました。
今回よりも次回、スキルアップできるように頑張りたいです。
「どうなるのかな」と不安でしたが、外でのお出迎え、施設内での歓迎など、心温まることが多くて、不安もすぐに吹き飛びました。7月の岡山でのセミナーは今回の私のように不安がすぐに吹き飛ぶような歓迎をしたいと思いました。
UNESCO ESDの考え方でただ話を聞いて理解しようとするのではなく、みんなで協力した机の移動、競争じゃんけんとあいこじゃんけんを実践にやってみての違い、朝起きてから夜寝るまでの相手への感謝を探すことなどの自分がやってみて、感じることがそのままUNESCO ESDの考え方になると感じました。実際に自分がやってみる方がわかりやすかったです。
何気ないじゃんけんのなかにも、競争じゃんけんでは勝負、序列などがありますが、国際フォーラムのあり方はあいこじゃんけんのように、協力、強調、協働というあり方をしっかり心にとめておきたいです。「協力」の「協」のようにみんなで力を合わせて国際フォーラムに向けて頑張っていきたいです。
一番心に残ったことは、持続可能なものは開発だけではなく、こころ、人、自然などがあるといくことです。私は、今日まで「持続可能な社会、開発」がセットでこれしかないと思っていました。そうしたら、他にも持続可能なものがあると聞いて驚きました。今日あった項目の他にもあるのではないかと感じました。
次回の目標は、
(1)笑顔で元気に挨拶する。
(2)自分の行動に自信を持って行動できるようにする。
です。自分は今回学んで次回はそれを踏まえて何をどうするのかを考えることができてよかったです。
私は今日、このESD準備セミナーに参加し、初めてESDの考え方を知りました。人に感謝すること、相手を尊重すること、思いやること、人として大切なことばかりだと感じました。その中でも私がこのESDを通して学びたいのは、「人を思いやる気持ち」です。社会ではいろいろな考え方の人が同じ社会で生きています。その中で衝突が起こったりするのは当然です。でもその時に自分が相手を思いやる気持ちを持っていたらどうでしょうか。今までと少し違った結果となるのではないでしょうか。これかのESDでは、自分と土地も文化も違う中で生きている人とたくさん関わり、素敵な関係を作っていきたいと思います。自分がされて嬉しいことが自分からできる人になるためにも、ESDに全力で取り組もうと思います。そして、周囲を他者を理解できる人になりたいと思います。
ESDでは、貧困の克服、ジェンダー(男女格差)、健康の増進、環境保護、地方(農村)開発、人権、異文化理解と平和、持続可能な社会(生産と消費)などを学ぶ。つまり、人と人、人と社会、人と自然における関連について、持続可能性をもたらすもののあり方と、それを阻害する要因を学ぶ。
ESDで議論される内容と私たちがゲストに対して示すべき思いやり、気配りの心、態度は共通していると思います。バスが着いた時の大阪の生徒さんたちがしてくださった歓迎、「人迎える」とはこういうことなんだ、とその時から学習が始まっていました。今度私たちが迎える立場の時は、もっと喜んでいただけるようにしようと考えることができました。そして、セミナーが始まり、最初に見せていただいた。2008年と2012年のフォーラムのビデオでは、私たちが作り上げていくものが、どれだけ大きなものか、どれだけの努力が必要か、改めて考えさせられました。そのビデオを見ながら、「本当に私でだいじょうぶかな」、とか「最後までやりとげられるかな」と思いすごく不安になりました。しかし、その後の井伊先生のお話などを聞き、せっかく先生方の信頼と期待をいただいたのだから、覚悟を決めて最後まで全力を尽くそうと心に決めました。他校の生徒さんもすごく気さくな方ばかりでした。私は、人見知りがなく、初対面の方とお話するのは得意なので、すごく楽しくて「これならみんなと協力して頑張れそう」と感じました。
特に心に残ったのは、「小さなことにもありがとう」と「~しっぱなしにしない」ということでした。この2つは基本的ですが、根本的に大切なことだと思います。早速、明日から学校でも実践して、さらにユネスコの学校代表にふさわしい生徒になります。今回の一回のセミナーだけでも学ぶことがたくさんあって、自分を成長させるヒントもいただきました。世界大会のフォーラムまでに、私は自分を変えられるか楽しみです。先生方、こんな素晴らしい機会を与えてくださり、本当にありがとうございました。