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(1年間の主な活動内容について)
生物教室でサンショウウオを飼育しながら、その産卵から成長していく様子を調べてまとめた。また、絶滅危惧種のデンジソウの栽培を年間を通して行い、学会や高校生対象の発表会等で発表した。花酵母の研究から木質バイオマスからエタノールを作る試みを研究し発表した。主な発表内容は次の通り。
中学3年生を対象に岡山県自然保護センターにて2回にわたって、動物・植物の観察を行った。センター職員の指導の下で動植物の種類や見分け方や特徴等を学び、自然環境の大切さを学んだ。事後の活動として、興味を持った動植物についてレポートにまとめた。
校内の里山作りを通して持続的な自然との共生という概念の育成をめざした。中学1年生は、11月に間伐と下枝刈りを行った。中学3年生は、4月には里山整備、竹の子の収穫を行った。11月に間伐と下枝刈りを行った。「二子の丘レンジャー」として校内の間伐作業を年間5日行った。
中学3年生がオーストラリア約2週間のホームステイを実施し、環境保護に積極的な市民の姿勢を知るとともに、日本では見ることのできない多雨林群を観察した。さらにアボリジニー文化など異文化理解が進んだ。この研修で学んだことを秋の文化祭で発表した。
生命科学コースの高校2年生を対象に沖縄の琉球大学熱帯生物圏研究センター等で亜熱帯の動植物の観察や実習を行った。生命科学コースの高校1年生を対象に、広島県尾道市向島にある広島大学附属臨海実験所で瀬戸内海に住む海洋生物の調査活動を行った。
沖縄の離島である座間味島および久米島で、外来種であるカメを題材とした環境学習を行った。清心女子高校周辺のカメの生息状況についてプレゼンテーションを行い、またカメの研究者や環境省自然調査官による講演も行った。離島でもカメの調査活動を行い、地域の方と環境問題について議論した。
生命科学コースの高校2年生を対象に沖縄県座間味島にて森林調査等を行った。鳥取大学農学部と連携して、亜熱帯地域の森林が持つ二酸化炭素吸収能力の推定を行い、地球温暖化防止のための森林が果たす役割について考察した。また、マレーシアのツン・フセイン・オン・マレーシア大学の大学生 が参加し、合同で森林実習を行った。
生命科学コースの高校1年生とその他の希望者がマレーシア国(ボルネオ島)サバ大学およびフセイン・オン大学と連携して10泊11日の研修を行う。サバ大学では英語で講義を受けると共に、フィールドワークを行い、持続可能な開発について考える機会を提供する。日本とは全く植生の違う熱帯林の観察や調査を行い、マレーシアの女子高校生・大学との交流も入れて、国際的な視点で環境問題を見る眼を養う。
高校2年生文理コース生徒を対象に、「現代社会とジェンダー」等、女性に関わる問題をテーマに週2時間の授業を行った。テーマごとに姉妹校のノートルダム清心女子大学の講師が講義をした。文化祭では「赤ちゃんポスト」についてのディベートを公開した。授業を通して女性に対する諸問題に気づき、自分の問題として捉え、最終的には各自がテーマを絞ってプレゼンテーションをした。
アメリカ合衆国カリフォルニア州サンノゼにある姉妹校ノートルダム・サンノゼ高校にて、「国際社会と女性」というテーマで短期留学プログラムを行う。サンノゼ高校の高校1年生が”Women’s Place Project” として、それぞれ活躍した女性をひとり選び、その女性の活躍した内容をテーブル上に作品として展示する。また、高校4年生は”Young Women’s Advocacy Summit” で、1年間を通して活動したボランティア活動を、個人またはグループでプレゼンテーションをする。本校生徒も、その活動報告会に参加し、意見の交換を行う。
早島町ゆるびの舎で開催された『世界を知ろう!世界で働こう!夢を拓く中高生のためのキャリアサポート国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)ジュネーブ本部織田靖子講演会』に参加。ご講話を聴いた多くの生徒たちが難民問題について強い危機意識を持ち、シリアを中心とした難民問題だけでなく、日本という国の難民受け入れについても厳しい現実を知ることができた。
高校1年生3名が、JICA中国主催、『高校生国際協力体験プログラム』に参加した。中国地方から45名の高校生が参加し2日間にわたってワークショップなどを通じて青年海外協力隊などの国際協力の最前線について知り、考えることができる貴重な経験となった。
「世界を知る」、「世界とつながる」、「他校と交流する」、「地域と、地域で学ぶ」をテーマに校内学習会を開催している。高校2年生が8月に参加したカンボジアスタディツアーの報告を行った。活動報告の後にはユネスコスクールの活動に集まった生徒約30名らで質疑応答や感想の共有の時間を設けた。カンボジアについて詳しい情報を知るのが初めてという生徒も多く、報告終了後も熱心に質問が飛び交った。
AMDA社会開発機構が主催するSDGsの勉強会に参加。2015年に採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」について理解を深めるための学習会で、SDGsの17つの目標のうち、2つ目にあたる「No Hunger(飢餓)」について考えた。AMDA社会開発機構の職員から「No Hunger(飢餓)」の項目について説明が行われた後、この機構が関わっているホンジュラスの活動についての報告があった。
備前焼工房での備前焼体験を通して、郷土の伝統文化について学んだ。
広島平和資料館見学後、碑巡りを行い、原爆に被害の悲惨さや平和の大切さを考える機会とした。
倉敷市の地元企業を訪問し、工場見学や会社の歴史、事業内容、今後の展望などの説明を通して、地域産業の理解を深めるとともに、地域・日本や世界とのつながりについて考察した。
岡山県内のユネスコスクール9校の生徒約120名が集まり、交流会を行った。各学校での取り組みについて発表を行い、その後ワールドカフェのスタイルで、小グループ内でのディスカッションを行った。各学校での取り組みの成果を共有すると共に、それぞれの活動について、多くの生徒からフィードバックを得て改善点を考える契機となった。
島根県大田市石見銀山「大森町並み交流センター」(1日目)・「石見銀山世界遺産センター」(2日目)で行われたユネスコ活動研究会中国ブロックの1日目に高校2年生が参加し、第3回高校生カンボジアスタディツアーの報告を行った。在カンボジア日本大使館やUNESCO プノンペン事務所訪問で深めたカンボジアの知識、発掘・修復体験、寺子屋の3つに分けて報告を行った。
中学生、高校生合わせて26名が、岡山ユネスコ協会・インターキッズ岡山共催『ESD Cafe URA 2016』に参加した。岡山県内でESDに関わる高校生がそれぞれの活動や想いを発表・ディスカッションした。(ア)「カンボジアで発見した課題」(日本語)、(イ)「私たちとESD」(日本語)、(ウ)〝ReviveOkayama〟(英語)、(エ)〝The Foldscope Saves the World〟(英語)の4つのテーマで5名の生徒がプレゼンテーションを行った。
『2016年岡山ESDプロジェクト』がユネスコ本部の審査を経て「日本ESD賞」を受賞したことを受けて、岡山地域での活動の振り返りや、ESD関係者の交流を目的とした「岡山ESDフォーラム2017」が開催された。本校からはユネスコスクールとして、清心女子高等学校のESD活動を生徒がポスター発表した。
公益財団法人民際センター主催の「インターネット・フレンドシップ校交流事業2016タイ学校訪問」に教員が参加し、その後の活動として、タイのPrincess Chulabhon Science HighSchool Pathumtaniとスカイプ・ミーティングを実施した。第1回目はお互いに自己紹介などをした。
今年度は学習院大学にて『女子生徒による科学研究発表交流会』を開催した。本校の生徒に加え、課題研究に取り組む全国の中学校・高等学校の女子生徒約300人が集まり、ポスター発表等で交流を深めたほか、女性研究者の講演などロールモデルを提供した。
中学1年生が3月13日に、中学2年生は3月14日に、それぞれ「調べ学習発表会」を実施した。知識や技能だけでなく、思考力・判断力・表現力を重視し、変貌する社会に対応できる力を身に付けさせる。テーマを「置かれた場所で咲きなさい~考える・伝える・行動する」として、教科書の内容を踏まえ、学びの楽しさを実感させることを目標とした。
SGHa(スーパーグローバルハイスクール・アソシエイト事業)による『探究活動発表会』の開催。高校2年生が「発展科目(2単位)」として取り組んでいる探究活動の成果を、ブース発表(18件)、ポスター発表(24件)、全校生徒の前で行う口頭発表(プレゼンテーション2件)を実施した。また、SSH(スーパーサイエンスハイスクール事業)での研究成果もポスター発表した。さらに、長期留学体験報告、アメリカ・ハワイ短期留学体験報告、ユネスコスクールの活動報告なども、サイドイベントとしてポスター発表した。
2005年より国連・持続可能な開発のための教育(ESD)の10年が始まり、学校のみならず産学協同で全国的に開発教育や環境教育などの取り組みがなされています。本校も2012年にユネスコスクール認定を受け、以下のような教育活動を実施していることを校外に発信しています。
●文部科学省および日本ユネスコ国内委員会では、ユネスコスクールを持続発展教育(ESD:Education for Sustainable Development)の推進拠点と位置づけ、加盟校増加に取り組んでいます。