2015年3月28日
ボルネオ研修7日目! 今日は、まずキナバル村に行ってキナバル山を見ました。日本の山とは違って、ゴツゴツしていてとても高くておどろきました。その高さはなんと4095メートル!高すぎて頂上は見えませんでした(笑)村のお店ではその地ならではの物をたくさん売っていました。値切りも可能なのは、海外ならではだと思いました。 次に植物園に行きました。日本では見ることのできない食虫植物やきれいな蘭の花を見ることができて、生物多様性を感じるとともに感動しました。 お昼ご飯を食べた後ラフレシアを見ました。ラフレシアは今まで写真でしか見たことがなかったので、実際に本物を見ることができて感動しました!吊り橋では、上から木を見下ろすことができたので今までとは違った視点で森の様子を観察することができました!生物多様性を全体的に感じることができた1日でした。投稿者 : 22:37
2015年3月27日
ボルネオ研修6日目です。今日はマングローブの森と国が保護している湿地の森、自然保護区になっている川に行きました。午前中は森のなかでのマングローブの役割について学び、実際にマングローブの中を歩きました。姿を見ることはできませんでしたが、いろいろな種類の鳥の声やてっぽうエビが出す鉄砲のようなポンッという音などが聞こえてきて、おもしろかったです。しかし、マングローブは満潮の時にゴミをせきとめる役割があり、ペットボトルなどがところどころに落ちていて、自然を保護する大切さだけてなく、ゴミ問題についても考えさせられました。川では、テングザルなどのサルやホタル、少しでしたが水牛も見ることが出来ました。日本にはいない生き物がたくさんいて、貴重な体験ができたのではないかと思います。投稿者 : 23:46
2015年3月26日
ボルネオ5日目です。今日はUniversity Malaysia Sabah で講義を1つ受けた後、大学内にある水族館に行きました。 水族館の中にウミガメがいて、カメ班の私たちはとても嬉しかったです! その後、講義を2つ受けて、昼食をとり、午後にまた講義を2つ受けました。 講義ばかりで頭がパンパンになりましたが、その分知識を得ることができたので良い経験になったと思います。5つの講義の中で、面白かったものトップ3を発表したいと思います! 第3位 ラフレシアには性別があった!? ラフレシアにはオスとメスがあり、生き物が死んだような匂いを出してハエを呼び寄せ、受粉をしています。こういった花を虫媒花といいます。ラフレシアは大変珍しい花なので、マレーシアの人々は、自分の家の周りにオスとメスのラフレシアが咲くと、とても幸せだと言われているそうです。ラフレシアの撮影料などで利益を得る人もいると聞き、とても驚きました。 第2位 サイが危ない‼︎みんなで助けよう! マレーシアには固有種のサイがいます。今は絶滅危惧種となっていて、マレーシアに約30頭しかいないと言われています。最近になって精子の生きているサイが見つかったのでマレーシアの動物園は子孫を残すために頑張っているそうです。サイを絶滅させないためにも、まずは私たちから正しいことを伝えていくべきだと思いました。 第1位 食虫植物の消化液、人間は大丈夫!? 虫だけでなく、ネズミなども溶かしてしまう食虫植物の消化液。今日講義を受けた先生が、以前飲んだことがあると教えてくださいました。蓋の役目をする葉が開く前のものを飲んだので、虫などはまだとかしていない状態だったそうですが、味も香りもなく、体調も悪くならなかったそうです。ですが、多量に摂取すると体に悪いので、気をつけたほうがいいそうです。私もふたが開く前のものなら少しだけ飲んでみたいと思いました。 マレーシアもあと半分になったので、充実した日々を過ごせるように頑張りたいです!投稿者 : 18:24
2015年3月25日
ボルネオ研修4日目です。今日と明日はサバ大学(UMS)での研修です。午前は講義を受け、いろいろな種の動物や虫、植物などが保存してある倉庫を見学しました。英語での講義は理解するのが大変でした。午後からはサバ大学の歴史博物館を見学し、大学生と大学のことや文化について話をしました。ボルネオ島にいる、私が今まで見たことのない形や性質を持つ々な種の生き物たちをたくさん教えてもらい、とても興味深かったです。最後にサバの伝統的な踊りを教えてもらい、みんなで輪になって踊りました。とても楽しい時間を過ごしました。投稿者 : 22:44
2015年3月24日
今日はボルネオ研修三日目ということで、私は今、マレーシアにいます! 三日目の活動内容はユーラシア大陸の最南端のtanjung piai を訪ねました。ここでは、様々な動植物が存在していて、カブトガニやカニ、尻尾の長いサルなどが観察出来ました。特に観察しがいがあったのは、マングローブ林で今日初めてマングローブの種子を見ました。マングローブの種子は細長い豆みたいな形柔らかい泥のような地面に刺さって芽をだします。また、道に落ちていたマングローブの種子を植えさせてもらう体験をすることもでき、いい経験が出来ました。 Tanjung piai で素敵な体験をしたあとは、クアラルンプール空港から飛行機でボルネオ島のコタキナバル空港へ移動しました。 明日はサバ大プログラムに参加することになっているので、出来るだけたくさんの経験が出来るように積極的に活動に参加していくつもりです❗投稿者 : 01:52
2015年3月23日
ボルネオ2日目です。トイレや食べ物などにまだ慣れていませんが、マレーシアの方々のフレンドリーなところが嬉しかったです。今日は朝ホテルを出た後にUniversiti Tun Hussein Onn Malaysiaに行って、大学の先生方と合流し、その後Temenggong Ibrahim Girls' schoolという女子高校に行きました。コンパンやシラットなどの伝統芸能を披露してくださり、体験することもできました。生徒のみなさんと実験をすることもでき、楽しかったです! 午後には、オーガニック農園やパームヤシのプランテーション農場に行きました。たくさんの植物がある中で、私たちが驚いたものを紹介したいと思います。1つ目は「ねこのひげ」です。 2つ目は、スイカの中国語バージョンの名前です。農園には、英語と中国語で植物名が表記されていたのですが、中国語でスイカは「我的美人」と言うそうです。漢字の意味だけを見るととてもナルシストな植物に思えますが、日本で一般的に見るスイカだと知り、驚きました。 夕食は、朝訪れたUTHMの敷地内にあるホールで食べました。そこでもマレーシアの伝統芸能やソーラン節を披露してくださったので、私たちも日本の歌を歌いました。曲は、国歌とkiririの「未来へ」とSMAPの「世界に一つだけの花」です。kiroroの「未来へ」を歌ったときに、マレーシアの方々も歌ってくださったのがとても嬉しかったです! 今日1日でたくさんの交流ができて、充実した1日を過ごすことができました。楽しかったです!投稿者 : 02:42
2015年3月22日
今日からボルネオ研修です。朝、6時15分に岡山駅に集合し、関西空港に行きました。そのあと、飛行機で6時間かけてマレーシアの首都クアラルンプールに向かいました。クアラルンプールは私が想像していたものより賑やかで、おどろきました。とても暑く、言葉もわからなくて、不安でした。荷物が届いておらず、予測していなかった問題がおきるなどしてホテルについたのは12時をすぎていました。とても1日が長く感じました。明日はマレーシアの女子高校に行きます。英語で楽しくコミニュケーションができるように頑張りたいです。 この写真はマレーシアに来て初めての食事です。投稿者 : 01:01
2015年3月21日
今日は修了式のことについて書きます。先生にクラスのみんなから色紙を渡しました。今年度の最後なので、いつも賑やかな装飾をしていた教室がすっきりとしてなんだか寂しかったです。 これが先生たちに渡した色紙です。みんなで頑張って書きました! 最近天気が良くて、昼間は少し暑いと思うときもあります。ボルネオに行くことを考えると、もう少し暖かくなってほしいなと思います。エルニーニョ現象と呼ばれる気温がとても高くなるという現象が今ボルネオでは起こっているので、35℃にも及ぶそうです。暑さ対策と虫除けをしっかりしたいと思います。 ボルネオでもブログを書こうと思っているのでぜひ見て下さい!投稿者 : 20:00
2015年3月20日
クララ高校3年生の卒業プロジェクトのプレゼンを聞きました。どちらかというとプレゼンというよりディスカッションのような形で生徒たちと実験方法や結果についてわからないところはすぐ質問したり改善点などを出し合ったりしました。テーマは「サルの行動学」「女性が男性より身長が低い理由」「薬の使用量について」「カフェインなどの栄養ドリンクの影響」「猫の行動学」などでした。私たちが高校でやっている研究や選抜メンバーが行っている研究は大学レベルの研究ですが、クララ高校の研究は高校生が身近に浮かんだ疑問を自分で考えて答えを見つけるような高校生らしい研究でした。大学レベルの研究は自分の好きな学問をより専門的に深く学ぶことができますが、レベルが高い分内容が難しいので、なかなか「そこから次のステップに行くためにはどうすればいいのか?」と考えるのは難しいです。クララ高校の研究は自分が疑問に思った事を研究するので内容もわかりやすく自分で考察を考えやすいです。お互いの高校で大きく異なる課題研究でしたが、それぞれちがう良い所があると思います。私もクララ高校の生徒も、この課題研究を始めてから研究の道に大きく興味を持ちはじめていました。まず、興味を持つというのが研究に取り組む中で大切なことだと思います。
投稿者 : 20:00
2015年3月19日
持続可能な環境にするためには日用品をどう処理すればいいかというディスカッションをクララ高校の生徒たちと混ざって行いました。
私たちのグループはシャンプー後の汚水の処理についてディスカッションしました。スウェーデンでは家庭から出た汚水のほとんどは綺麗にされて飲み水として使われるそうです。それが尿となり、汚水として処理され、ふたたび飲み水としてリサイクルされている。一見良い循環のように見えますが、わたしたちはそこで使われているエネルギーに注目しました。現在スウェーデンはほとんどのエネルギーを原子力発電で作っているそうです。これを火力や風力に変えたら持続可能になるのではないかという結論になりました。英語でディスカッションを進めたり、わかりやすく意見を説明するのは大変でした。ですが途中、なぜ持続可能な社会は必要なのか・スウェーデンと日本が持続可能な社会を実現させるために行っていることは何かなど、高校生としての意見やお互いの国のいいところ・直さなければいけない点などを話すこともできました。
ストックホルムをクララ高校の生徒たちに案内してもらいました。そして、街を歩いている中でいくつか気になる点がありました。
・建物がとても細かいところまで工夫されて作られている
映画館、アパート、教会などどの建物もとても細かいところまで建築者のこだわりがありました。
・ホームレスの方が多い
街を歩いていると道の端に座って雑誌などを売っているホームレスを何人も見かけました。どうしてたくさんホームレスがいるのか疑問に思いプロジェクトリーダーの大学生に聞いてみました。ホームレスの人のほとんどがルーマニア人だそうです。ルーマニアがEUに加盟して数年後、急激に貧困でスウェーデンに物乞いにやってくる人々が増えました。ノルウェーでは物乞いは全般的に禁止されていますが、スウェーデンではまだそこまでは至っていません。ストックホルム市にある大きなボランティア組織は現在、高齢者や子どもが物乞いに参加している場合は、ケアが受けられるよう努力しているそうです。スウェーデン人は節約家というイメージがあったのですが、日本と違い、皆物乞いにお金をあげるので少しびっくりしました。また、ストックホルムではホームレスのための雑誌(ホームレスの話題ばかりでなく、ストックホルムの情報誌という性格を持っている)Situation Stockholmが発行されていて、ホームレスが売り子となって収入を得ることができる仕組みを確立しているそうです。
投稿者 : 20:00