2015年8月 5日
蒜山合宿3日目。今日は、朝九時に宿舎を出発し、マイクロバスで山道を登りました。バスを降りて、山に入ってしばらくしたところにあるクヌギ林で4班に分かれて調査を行いました。調査の内容は、①10メートル×10メートルをメジャーではかって、プロットを作る。②プロット内にある木に一本ずつ番号を振り、樹種を特定する。③木の高さ、胸高直径(1.3mの位置で直径をはかる)をはかる。④成長錘という機械を使って、木に穴をあけ、コア(年輪を見る)を取る。というものでした。これが成長錘です。先端がドリル状になっていて、ぐりぐりまわしながら木にさしていき、コアを取ります。これがコアです。年輪をはっきりと確認できます。これを数えて、樹齢を調べます。 胸高直径と高さをはかることで、木の体積が分かり、そこから木の重量を求め、樹木内の炭素の重量を求めることができます。それを樹齢で割ることによって、その樹木の一年間の二酸化炭素吸収量を求めることができます。 クヌギ林は、結構な急斜面で移動がとても大変だったし、雨上がりだったので地面が滑りやすかったです。わたしは、4班の手伝いをしたのですが、4班のプロットには19本の木がありました。クヌギばかりではなく、ヤマザクラや、クリなどもありました。クヌギの樹皮はとても固く、コアを取るのにすごく時間がかかりましたが、班のメンバーで役割分担をして、声掛けをしながら、何とか終わらせることができました。一生懸命頑張った分、ご飯がとてもおいしかったです。明日は、今日とったデータの解析と、火入れ地の観察をします。今日もしっかり寝なくては。
投稿者: 日時: 23:24