生命科学コース生徒の部屋

わたしはすっかり理系女子。

2015年8月27日

先日、友人と庭で花火をしていました。花火って、とてもカラフルで楽しいですよね。でも、どうしてあんなにいろんな色が出るのか知っていますか? 簡単に言うと、高校で習う炎色反応というものが原因です。                                                                 花火中の私と友人の会話がこちら。                                                                             「あー赤いわーこれストロンチウムだっけ?」「たぶんー?語呂合わせ、なんだったっけー。」「あー、忘れたわーなんだったっけー(笑)」「あ!黄色になった!これ分かるよ。ほら、あれ、あれ、ナトリウムだって!」                                                                 かわいくない会話だなー、と父に言われてしまいました(笑) でも、気持ち分かるって人きっといるはず。ちなみに、そのとき思い出せなかった語呂合わせがこちら。テストに出るよ!                                                

リアカー(Li赤)
なき(Na黄)
K村(K紫)
動力(Cu黄緑)
借りると(Ca橙)
するべきは(Sr紅)
馬力(Ba緑)2013-hanabi_bou.jpg

続きを読む

投稿者 : 11:30

おきなわいったさ~。

2015年8月17日

みなさん、こんにちは。夏休みをいかがお過ごしでしょうか。わたしたちはいま、沖縄県の、久米島に来ています。サマーサイエンススクールと称して、久米島西中学校の生徒13人と、私たち生命科学コースの4人が、森林実習や、海岸の観察などを通して、地球環境問題について考えるという研修を行っています。IMG_2038.JPGIMG_2053.JPGIMG_2055.JPG初日の今日は、久米島西海岸の観察をしました。あいにくの悪天候でしたが、きれいな魚や、ヒトデなどにみんな大興奮でした。サンゴの白化現象も観察できました。                          夜には、ガマ(鍾乳洞)に行って、生き物の観察をします。

続きを読む

投稿者 : 01:56

蒜山で先輩風をふかす。③

2015年8月 6日

今日は、雨でぬれた地面が乾くのを待ってから、火入れ地に向かいました。CIMG0748.JPGわたしたちは、この斜面を登りました。この写真で見ると、楽しく芝滑りができそうにも思えますよね。ですが、そんなかわいいもんじゃないんです。CIMG0752.JPG近くで見るとこんな感じ。ススキなどの葉っぱが、頭より高く伸びていました。この火入れ地は、今年の四月に火入れしたものだそうです。たった3・4か月で、ここまで伸びるなんて!植物の生命力を感じました。                                                       登っていくのはとても大変でした。ところどころにロープがあったものの、人が通る道は最初からはなかったので、草をかき分けてそれをつかみながら、みんなで進んでいきました。斜面の角度がほぼ垂直ではないかという場所もありました。草が高い分、風が通りにくくて、ムシムシしたし、汗だくになりました。本当に言葉では言い表せないくらい大変だったんです。でも、その分登った後の景色は最高でした。CIMG0755.JPG空がとてもきれいですよね。こんな経験、普通の女子高生じゃあできないと思います。来年も、もしいけるなら、また蒜山に来たいと思いました。

午後から、昨日とったデータの解析を始めました。みんな午前中の活動でヘロヘロでしたが、眼をしょぼしょぼさせながら年輪を数えていきました。エクセルを使って、調査した木が、一年に吸収する二酸化炭素の量を求めることができました。明日はこのデータを使って、合宿のまとめをします。

今日の夕食はジンギスカンでした!CIMG0759.JPGお腹がペコペコだったので、箸が止まりませんでした。とってもおいしかったです。マレーシアの方ともたくさんお話ができたし、すごく楽しい時間を過ごすことができました。

続きを読む

投稿者 : 23:51

蒜山で先輩風をふかす。②

2015年8月 5日

蒜山合宿3日目。今日は、朝九時に宿舎を出発し、マイクロバスで山道を登りました。バスを降りて、山に入ってしばらくしたところにあるクヌギ林で4班に分かれて調査を行いました。調査の内容は、①10メートル×10メートルをメジャーではかって、プロットを作る。②プロット内にある木に一本ずつ番号を振り、樹種を特定する。③木の高さ、胸高直径(1.3mの位置で直径をはかる)をはかる。④成長錘という機械を使って、木に穴をあけ、コア(年輪を見る)を取る。というものでした。DSC02537.JPGこれが成長錘です。先端がドリル状になっていて、ぐりぐりまわしながら木にさしていき、コアを取ります。CIMG0739.JPGこれがコアです。年輪をはっきりと確認できます。これを数えて、樹齢を調べます。                                          胸高直径と高さをはかることで、木の体積が分かり、そこから木の重量を求め、樹木内の炭素の重量を求めることができます。それを樹齢で割ることによって、その樹木の一年間の二酸化炭素吸収量を求めることができます。                                            クヌギ林は、結構な急斜面で移動がとても大変だったし、雨上がりだったので地面が滑りやすかったです。わたしは、4班の手伝いをしたのですが、4班のプロットには19本の木がありました。クヌギばかりではなく、ヤマザクラや、クリなどもありました。クヌギの樹皮はとても固く、コアを取るのにすごく時間がかかりましたが、班のメンバーで役割分担をして、声掛けをしながら、何とか終わらせることができました。一生懸命頑張った分、ご飯がとてもおいしかったです。明日は、今日とったデータの解析と、火入れ地の観察をします。今日もしっかり寝なくては。

続きを読む

投稿者 : 23:24

蒜山で先輩風をふかす。①

2015年8月 4日

夏休みもそろそろ半分が過ぎようとしています。さて、生命科学コースの1年生が、鳥取大学農学部附属フィールドサイエンスセンター蒜山の森にて、8月2日から、5日間の森林合宿を開始しました。                                                            この合宿では、実際に森林に入り、樹木の調査などを行います。主な目的は、自然に親しみ、仲間と協力することの大切さを学ぶことです。わたしも昨年の夏にこの合宿に参加しましたが、今年もまた先生にお誘いをいただいて、参加させていただくことができました。森林経験者として、森林初心者の多い後輩たちに少しでもアドバイスをしていけたらなと思います。                                               そして、今年はなんと、マレーシアの方々もお迎えして合宿を行うことができました。こんな貴重な経験は、めったにできることではないので、精一杯学んで、精一杯楽しみたいと思います。CIMG0726.JPGCIMG0721.JPGCIMG0722.JPG今日は、蒜山の森に生育している植物の葉の、和名とScientific name(ラテン語)を覚えて、葉を見て答えるテストをしていました。その数なんと16種類!わたしたちの代では、9種類ほどだったし、覚えるのも和名だけでよかったのに.....。40分間一言もしゃべらずにテスト用紙に向かうみんなは本当にすごかったです。(ちなみにわたしは受けていません笑)最後には、みんな全問正解していました。                          明日は、クヌギの森に入って、木の年齢、高さ、測定場所の環境などを調査します。早く寝て、明日に備えなくては!実習の詳しい様子や、目的などは、また書かせていただきます。

続きを読む

投稿者 : 23:18

1

このページの先頭へ