生命科学コース生徒の部屋

耳タコではなくダンボ

2015年6月 5日

深海に生息する生き物達は過酷な深海で生きていくために独自の進化を遂げるものが多いので様々な形相の生物達に深海では出会うことができます。そのうちの一つのダンボ・オクトパスというタコについて紹介します。和名はオオクラゲタコといい、ダンボという名前から予想がついている人もいると思いますが、ディズニーキャラクターのダンボと似た大きな耳を持っていることが特徴です。普通のタコのように泳ぐと深海の水圧が邪魔して上手く泳ぐのが難しいため方向転換や体のバランスをとるフィンとしての役割を果たすため耳が大きくなったという説があります。14種類ほど現在確認されていて大きさも大きいものだと1.8mのものもいるとか。初めてこのタコについて聞いた時は耳タコと勝手に本来の名前よりはるかに可愛くない名前をつけていました(笑)深海について私たちはまだ1%しか知らないと言われているのでダンボオクトパスのように驚くべき生物もこれから発見されていくかもしれないですね。

投稿者: 日時: 23:38

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