2015年3月20日
クララ高校3年生の卒業プロジェクトのプレゼンを聞きました。どちらかというとプレゼンというよりディスカッションのような形で生徒たちと実験方法や結果についてわからないところはすぐ質問したり改善点などを出し合ったりしました。テーマは「サルの行動学」「女性が男性より身長が低い理由」「薬の使用量について」「カフェインなどの栄養ドリンクの影響」「猫の行動学」などでした。私たちが高校でやっている研究や選抜メンバーが行っている研究は大学レベルの研究ですが、クララ高校の研究は高校生が身近に浮かんだ疑問を自分で考えて答えを見つけるような高校生らしい研究でした。大学レベルの研究は自分の好きな学問をより専門的に深く学ぶことができますが、レベルが高い分内容が難しいので、なかなか「そこから次のステップに行くためにはどうすればいいのか?」と考えるのは難しいです。クララ高校の研究は自分が疑問に思った事を研究するので内容もわかりやすく自分で考察を考えやすいです。お互いの高校で大きく異なる課題研究でしたが、それぞれちがう良い所があると思います。私もクララ高校の生徒も、この課題研究を始めてから研究の道に大きく興味を持ちはじめていました。まず、興味を持つというのが研究に取り組む中で大切なことだと思います。
投稿者: 日時: 20:00