生命科学コース生徒の部屋

スウェーデン2日目

2015年3月17日

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ガムラスタンの広場にあるノーベル博物館に行きました。元証券取引所を改造して作られたそうです。最初にクララ高校のホストの生徒たちと顔合わせをしました。少し緊張しましたが、お互いBiologyが一番好きだということから、生物の授業の違いや課題研究、将来の夢について話しているうちにだんだんと仲良くなれました。

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博物館に入ると、まず現地の高校生と今持っているノーベル賞についての知識を共有しました。その後博物館職員の方に館内の詳しい説明をしていただきました。ノーベル賞は物理学、化学、医学生理学、文学、平和、経済学の6分野に分かれていて物理学賞、化学賞、経済学賞はスウェーデン王立科学アカデミーが、医学生理学賞はカロリンスカ研究所が、平和賞はノルウェー・ノーベル委員会が、文学賞はスウェーデン・アカデミーがそれぞれ選抜を行うそうです。他にも各賞が生まれた経緯やアルフレッド・ノーベルが残した遺書についての説明もしていただきました。

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博物館の入口には受賞者のプロフィールがつるされていました。また、カフェの椅子の裏には過去の受賞者のサインがあり、自分の尊敬する受賞者のサインを捜して、触れたり、写真を撮ったりしました。受賞者の方々が偉大なことを成し遂げた手で触れた物に自分がふれているというのは少し緊張してドキドキしました。

ワークショップでは私たちの創造性を最大限に活用するにはどうしたらよいのか、環境によって創造的なプロセスをどうしたら育成できるのかということをグループワークを行いながら学びました。新しい何かをカタチにする・新たな問題の解決などのためには,それまでの知識や経験の延長線上でもなく・いままでのやり方でもなく・いままでの常識にとらわれず、新たな発想と思考の枠組みを創り出すことが大切だそうです。ノーベル賞は現実とはかけ離れた遠いものというイメージだったのですが、すべては創造性から始まるということから、特別天才でなくても、考え方を根本から変えてみることで新たな発見はできるのだとわかりました。

image4 (1).JPGimage4 (4).JPGCity hall of Stockholmをノーベルというテーマでツアーしていただきました。

晩餐会が行われる場所や調理場などを見学させていただきました。晩餐会で出される料理は試作品を何回も作りチェックを何回も繰り返し、試行錯誤しながら10月までには完成させるそうです。

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10年に1度の大きさのオーロラを幸運にも見ることができました。



投稿者: 日時: 20:00

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