生命科学コース生徒の部屋

講義っておもしろい!

2015年2月 9日


最近、寒い日が続いています。今日は特に寒く、昼間雪が降っていました。授業中でしたが、岡山県南部に住む私たちにとって、降雪はとても珍しい現象なので、思わず窓の外を眺めていると、先生にあてられてしまいました。やはり、授業はきちんと受けなければいけないなと改めて思いました。
今日の7・8時間目に山口大学から来てくださった、理学部生物・化学科、生物科学分野、発生生物学研究室の岩尾康宏先生の講義を受けました。内容は「動物の発生のしくみ」進化と普遍性 生殖・発生工学への応用 です。動物の進化の過程や受精時の様子、クローンなどについて教えていただきました。
今回の講義で驚いたことをランキング形式で紹介したいと思います!

第3位 クラゲとイソギンチャク、実は仲間!?
 腔腸動物に分類されているクラゲとイソギンチャク。実は配偶子として生まれた後ポリ プになり、幼若クラゲとなって成熟するといった、クラゲとイソギンチャク、交互に変態する種類のクラゲもいるそうです。まったく別の生物だと思っていた私たちにとって、驚きの内容でした。

第2位 マンモス蘇る!?
 凍土中に凍結していたマンモスの遺体から細胞や核を取って、クローン技術によって蘇らせるというものです。私たちにとって、マンモスは架空の存在なので、将来動物園で見られたらうれしいなと思いました。
 
第1位 クローンで作られた生物って何歳?
 6歳の羊からできたクローン羊ドリーを知っていますか?実はクローン技術に関する老化  の研究として、話題になっています。0歳なのか母体の年齢の6歳なのか。実際にドリーが関節炎に早くになったことから、クローンで生まれてきた動物は若返ることはできないのではないかといわれています。もしかしたら、若返れるかもしれないと考えていた私たちにとって、少し悲しい情報でした。

今回の講義は私たちにとって良い経験になりました。岩尾先生、ありがとうございました。 

投稿者: 日時: 18:01

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