生命科学コース生徒の部屋

キラコレin2015 ~ロウ封作業~

2015年2月21日

2015-RIMG0041.jpgロウ封のやり方について説明します。                                                                                     まず、レモゾールやパラフィンをそれぞれ容器に入れ、それをパラフィンオーブンの中に入れ、70度ほどにあたためます。

2013-RIMG0002.jpg上の写真が、レモゾールです。2013-RIMG0003.jpg

あたためたレモゾールのなかに、試料となる細胞の切片を入れます。わたしたちは、アカハライモリの細胞の切片(卵巣など)を使っています。        まず最初に、レモゾールⅠ、次にレモゾールⅡ、レモゾール・パラフィン1:1、パラフィンⅠ、パラフィンⅡの順に試料を移し替えていきます。2015-RIMG0040.jpg

溶かしておいたパラフィンを、上の写真右下にある金属の型に流しこんで、試料を真ん中に置き、さらに、パラフィンで埋め込みます(包埋)。              この作業がうまくいかないと、後の作業に響いてくるので、慎重にやるよう心がけていますが、なかなかうまくいきません。                     試料をパラフィンの真ん中にするのが、難しいです。 2013-RIMG0006.jpg

冷えて固まったら、型から外します。これでロウ封の作業は終わりです。

次回は、プレパラートの作成方法について紹介します。                                                                                   

投稿者: 日時: 18:17

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