2015年2月19日
今日はプレパラート作りをしました。そこで、プレパラートの作り方を紹介したいと思います。
①包埋された組織をミクロトームと呼ばれる機械を使って薄くスライスする。
②その切片をスライドガラスに2列になるように載せる。
↑こんなにも薄いんです!
③切片とスライドガラスがよく付くように蒸留水を間に流し込む。
④ずれた切片を針などを使って並べなおす。
⑤温めたプレートにプレパラートを載せる。
⑥切片の周りのパラフィンが溶けたら、完成!
その後、染色します。
今回は実験をしていた時のハプニングについて書こうと思います。その事件は②の作業の時に起こりました。ミクロトームで切った切片は指で少し触れただけで破れてしまうくらいとても薄く、軽いものです。私たちは包埋の時以外は少し話しながら作業をしているのですが、運悪く今日は面白いことを話しながら作業をしていました。その次の瞬間、笑った時に出た鼻息で切片が飛んでしまったのです。私たちは突然の出来事だったので何が起こったか分からず固まってしまいましたが、またすぐに笑ってしまいました。1度笑ってしまうと止まらなくなってしまったので、鼻をつまんで作業しました。実験をするときはメリハリをつけることが大切だなと気づきました。
投稿者: 日時: 17:19