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平成28年度SSH研究成果発表会を開催

2016.11.03

11月3日、ノートルダム清心女子大学を会場にして、平成28年度SSH研究成果発表会を開催しました。
今年度は第3期SSHの1年目という背景もあり、今年度から新たに行われた研修や、グローバルな発想でより充実させた研修の報告をさせて頂きました。また、地球温暖化といった環境問題を題材とし、持続可能な開発についてのメッセージを込めた課題研究の発表を行いました。主題講演では、細胞生物学における先端研究内容について紹介して頂きました。

まずは研修報告です。中学3年生が参加した「オーストラリア研修」、生命科学コース1年生が参加した「生命科学Labo(広島大学附属臨海実験所での海洋実習)」、生命科学コース2年生が参加した「自然探究Ⅱ(沖縄研修旅行)」、生命科学コース1・2年生希望者が参加した「マレーシア研修」の順番で報告させていただきました。
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続いて、課題研究の発表です。「地球温暖化防止に効果的なのはどのような森林か?」というテーマで、天然林の保全の重要性について報告させていただきました。
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次は卒業生による講演です。現在、玉川大学大学院で植物工場の研究をなさっている山下瑞季さんと、(株)山田養蜂場で素材開発を行っている前田祐伽さんから、現在に至るまでのプロセスを中心に、今後の進路を考えていく上でのメッセージを頂きました。
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その後、岡山大学の竹居孝二先生から「サイエンスの魅力とサイエンティストの日常」というテーマで講演をして頂きました。ご自身が行っている最先端の研究について分かりやすく紹介して頂いたとともに、ノーベル賞受賞者の研究についても紹介して頂きました。今年、「オートファジー」の研究でノーベル医学・生理学賞を受賞した大隅先生のことにも触れた内容でした。
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本校生徒だけではなく、保護者、他校の先生方、運営指導委員の先生方やJSTの方など、多くの外部の方にも研究成果発表会を見て頂けました。見に来てくださった方々、本当にありがとうございました。今後とも、本校のSSH事業についてご関心を持っていただけたら幸いです。

投稿者:tanaka-fu