国際ユース作文コンテスト佳作

本校高校2年生井関やあめさんが、国際ユース作文コンテストにおいて佳作を受賞しました。このコンテストは五井平和財団とユネスコが共催して行い、151か国から合計13635点の作品が集まったそうです。井関さんは若者の部9229作品の中から、佳作に選ばれました。


主 催:公益財団法人 五井平和財団・ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)
テーマ:地球市民としての役割 (原稿用紙4枚)
※様々な課題を抱える今の地球社会において、私達人類はどのような方向に発展すべきだと思いますか。自分が果たしたい役割について述べましょう。


井関さんは、2013年よりユネスコスクールの活動に参加しています。「国際ユース作文コンテスト」では、ユネスコスクールの活動の際に知った「あいこじゃんけん(※両者の出す手が揃ったら両者勝ちとなるじゃんけん)」の意味・大切さを訴えています。原稿は五井平和財団へと提出していますが、以下に内容を簡単にまとめたものを紹介します。


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世界ではまだ沢山の地域で紛争が起こっており、たくさんの人々が犠牲になっている。技術や産業は発達するのに紛争問題は一向に解決しないのは一体なぜだろうか。私は人々の心に平等な勝利の精神が欠けているから争いがなくならないのではないかと思う。自分の方が優れていると思い込み、相手の意見を聞こうともせずに否定する。どちらかが勝者でどちらかが敗者でなければならない。このような考え方はあいこじゃんけんと全く反対の考え方であり、これでは争いをなくすことは難しいだろう。(略)
 この地球には七十億もの違う考えを持った人たちが共に生きている。皆が七十億通りの考えや気持ちを持って生きている。それを私は素敵だと感じるのだ。違うからという理由で否定して優越を争うのは間違っている。違うからこそ学び合えるのであって、本来ならば違うからこそ歩み寄るべきなのだ。私は人間の相互理解によって得られるものが世界で起こっている問題を解決する糸口になると確信している。
『人との関わりで目指す確かな未来』
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Date: 2014⁄10⁄15 16:41||Author:global

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