ホーム » 高等学校での学び » SSH科学英語研究会のご案内 » 第8回SSH科学英語研究会のご案内
本校は科学英語の充実に向け、ツールとしての英語運用能力の育成に重点をおいた研究開発に取り組み、平成21年度以来、7度にわたる科学英語研究会を開催してまいりました。今年度も引き続き、2つのタイプのディベートを取り入れた授業を実践し、公開する運びとなりました。
実施日 | 平成27年6月20日(土)13:00~16:30 | |
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会場 | ノートルダム清心学園 清心女子高等学校 記念館 〒701-0195 岡山県倉敷市二子1200番地 |
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日程 | 12:30~13:00 | 受付 |
13:00~13:20 | 開会・科学英語概要説明 | |
13:30~14:20 | 公開授業[1] | |
14:30~15:20 | 公開授業[2] | |
15:30~16:20 | 研究協議 | |
16:20~16:30 | 閉会行事 | |
お申込み | 申込み用紙をダウンロードしてお申し込みください。電子メール(muroyama@nd-seishin.ac.jp)の場合は申込用紙そのままでなくても項目内容が確認できれば結構です。その場合は、項目に漏れがございませんようご注意ください。 | 申込締切 | 6月17日(水)までにお申込みください。 |
連絡先 | 清心女子高等学校 Tel:086-462-1661 / Fax:086-463-0223 E-mail:muroyama@nd-seishin.ac.jp(担当 室山) |
13:40~14:30(担当:マシュ-=デ-ヴィス,小寺裕之 生徒:生命科学コース2年生)
生命科学コースでは「国際的な科学技術系人材を育成する教育プログラム」における科学英語のカリキュラム開発を行っており、その研究の一環として、学校設定科目「実践英語」の授業を実施している。2年生の活動はCLIL(内容言語統合型学習)に基づいて、オーセンティックな素材を活用し、科学的な内容をディベート形式で学習している。さらに、コミュニケーション能力と批判的思考力を育成するために、授業では論題に対して理解を深め、内容を分析し、自分の考えを論理的に英語で表現することに重点を置いている。今年度は「保全生物学」における論争を扱う。生徒はこの分野に関する課題研究を行っているので、実践的に倫理的な問題について考える機会が必要だと考えた。今年はこれまでの当研究会での実践とは異なり、一つの論題について議論するのではなく、さまざまな実例を取り上げ、そのなかで起きた「議論」や「論題」を見つけ出し、ディベート形式でそれぞれの論点の強さを比較する。今年度の教材開発は、多様なジャンルから、量的に限られた素材をディベートの教材として、いかに有効に活用するかということに観点を置いている。
14:40~15:30(担当:マーク=ブラントン,岩井久子 生徒:NELP 1年生)
本校ではNELP(Native English Language Program)生徒を対象に、ディベート力を育成するためのプログラムを実施している。今回は "Rules and Guidelines for Keeping Live Animals in School"「学校管理下での動物飼育に関するガイドラインの考察」という論題である。先に,小学校におけるガイドライン,次に高校でのガイドラインについて議論する。公開授業では、肯定側がテーマに関する具体的な規則を提示し、否定側がその提案に対して反論したり、具体的な改善点を提示したりする活用を行う。その後、聴衆にも参加していただき英語による質疑応答を行う。