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第1回SSH科学英語研究会のご案内

SSH科学英語研究会の取り組み

清心女子高等学校では、SSH研究開発の4年次を迎え、新たなテーマを加えた次の6項目の研究課題に取り組んでいます。

  1. 女性の科学技術分野での活躍を支援できる教育課程、教育内容の開発
  2. 「生命」を科学的に捉える視点の育成
  3. 女性の積極的に学ぶ姿勢とリーダーシップを育てる教材と指導法の開発
  4. 国際的な科学技術系人材の育成をめざした教育内容の開発
  5. 大学や研究機関と連携した教育体制の構築
  6. 研究成果の地域への普及による科学技術分野での女子生徒のキャリア形成支援

「研究成果の地域への普及による科学技術分野での女子生徒のキャリア形成支援」の主な取り組み

本校では、「女性の科学技術分野での国際的な活躍を支援できる教育モデルの構築」をめざして、3年間SSH校として研究開発に取り組んできました。
4年目となる平成21年度は、これまでの研究成果を普及するために、新たな研究テーマとして「研究成果の地域への普及による科学技術分野での女子生徒のキャリア形成支援」を設定しています。主な計画は次の通りです。

  1. 科学英語をテーマとした研究授業・研究会の開催
  2. 女子生徒による科学研究発表交流会の開催
  3. 地域の児童生徒・市民対象の科学教室の開講
  4. 課題研究の学会等での発表

科学英語をテーマとした研究授業・研究会の開催

この度、1.の科学英語について、本校の公開授業をもとにして科学英語の充実に向けた研究会を開催することに致しました。多数の皆様方にご参加いただき、本校の取り組みについてご指導、ご助言を賜りたく、ご案内申し上げます。

期日 平成21年6月27日(土)13:00~16:50
会場 ノートルダム清心学園清心女子高等学校
〒701-0195 岡山県倉敷市二子1200番地(JR中庄駅よりタクシーで8分)
日程 12:30~13:00 受付
13:00~13:10 開会行事
13:10~13:30 英語プログラムの報告
13:40~14:25 公開授業「科学英語」
14:40~16:00 公開授業「生物実習:ニワトリの解剖」
講師:シュバッシュ・ダス氏(広島大学)
16:00~16:40 研究協議
16:40~16:50 閉会行事
参加対象者 小・中・高校教員、教育関係者、保護者および関心を持つ人
連絡先 ノートルダム清心学園 清心女子高等学校
〒701-0195 岡山県倉敷市二子1200番地
Tel:086-462-1661 / Fax:086-463-0223
E-mail:muroyama@nd-seishin.ac.jp
担当:室山

公開授業の内容

会場 会議室棟2階
生徒 生命科学コース2年生
(1) 【科学英語】
13:40~14:25
担当:松村亜貴子(清心女子高等学校)
題材「Green Light to Human Cloning?」を用いたディベート形式の授業を行う。フローシートを利用して、自らの主張とは異なる立場に立っても論理に一貫性をもたせ、証拠を見せて説得するという経験をして、理系進学に欠かせないコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を養う。全10時間の最終時間である。
(2) 【生物実習】
ニワトリの解剖
14:40~16:00
講師:シュバッシュ・ダス氏(広島大学生物圏科学研究科)
シュバッシュ・ダス氏はバングラデッシュ出身で、現在、広島大学でニワトリの生殖器官の研究をしている。アジア系の研究者の多くは欧米系と異なり、第2言語としての英語を習得し、英語を通して研究活動を続けている。生徒には氏の英語による授業を通して、実習内容だけでなく、共通言語としての英語のもつ役割を体感させる。授業はニワトリの貯精、受精、生殖器官全般の説明をした後で、実際に雌のニワトリを解剖して、生殖に関連した色々な器官の観察をする。

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