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北海道研修旅行(歴史文化コース)

このコースは北海道が作られた歴史、特に北の大地に先住し、独自の文化を育んできたアイヌ民族の生活や歴史・文化に理解を深めることを目的として設定されました。コース3日目に訪れる白老にあるアイヌ民族博物館は、アイヌ民族の皆さんが、若い世代に伝統の技術や文化を守り伝える中で作ったものです。若い世代である子ども達が、今も伝統を守り続け、自然を愛し大切にするアイヌ民族の心と、新たな創造を目指すエネルギーを感じて欲しいと願っています。

北海道地図

過去にこのコースで訪問したことのある場所(抜粋)

A:松前城 B:函館市(トラピスチヌ修道院・五稜郭・函館山・函館朝市) C:大沼国定公園
D:洞爺湖 E:白老ポロトコタン F:北海道開拓記念館・北海道開拓の村
G:札幌市(北海道庁旧本庁舎・札幌時計台・北海道大学) H:小樽市 I:羊ヶ丘展望台

※自然にあふれる北海道の地名には、伝承や自然を愛する心など、先住民族であるアイヌの人達による様々な名付けの由来が有ります

トラピスチヌ修道院

厳律シトー派修道会の天使の聖母トラピスチヌ修道院は1898年に創立されました。敷地内には修道院の生活を紹介する資料館があります。

修道院前にて

修道院前にて

五稜郭

新しい時代の象徴として、1854年日本開国の際開港した箱館を治めるために西洋式建築である五稜郭が建設されました。その後、五稜郭は封建制度の終焉の地となりましたが、幕末維新の歴史を伝える語り部として存在感をはなっています。

武田斐三郎顕彰碑

五稜郭の設計者、武田斐三郎顕彰碑

五稜郭にて記念撮影

五稜郭にて記念撮影

白老ポロトコタン

「イランカラプテ」最初に聞くアイヌ語です。ここではアイヌ民族博物館の学芸員の方の講話を聞き、アイヌ民族博物館の展示物を見ることによってアイヌ民族が大自然の中で暮らしていた時代へタイムスリップすることが出来ます。またアイヌの伝統舞踊や楽器演奏体験も出来ます。

アイヌ民族博物館の学芸員の方の講話

アイヌ民族博物館の学芸員の方の講話

北海道開拓記念館

北海道開拓100年を祈念して野幌森林公園の中に開設させた総合的な歴史博物館です。2014年はリニューアル中で、2015年より開館予定だそうです。

北海道開拓の村

野外博物館である開拓の村では、明治から昭和初期に建設された開拓当初の街並みが再現されています。開拓の時代に活躍した北海道の馬「どさんこ」の引く馬車鉄道が村内を走っています。小樽新聞社の建物の中には明治時代半ば頃から日本で使われている凸版印刷機の実演を見ることが出来ます。

札幌時計台

北海道大学の前身「札幌農学校」の演武場として初代教頭クラーク博士が構想し明治11年校地の中央に建設されたそうです。

札幌時計台

札幌時計台

北海道大学

東京ドーム38個分の面積を誇る国立大学法人です。校内には北海道大学総合博物館、北海道大学アイヌ・先住民研究センターなどが有ります。ポプラ並木やイチョウ並木の紅葉は絶景です。

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