発展科目  生命 
『野外彫刻について』
2年F組38番    宮 由加子
 
 
タイトル    『豊穣の濯』
作者      圓鍔勝三
設置年     1992年
場所      旧福山そごう
                                                人物像・女性・着衣
感想・解説   水瓶を持った女性の像で豊かな実りを願い、土壌や実りを培う、
        生命の根源とも言える『水』をテーマに造られたものです。
        実際、女性の持つ水瓶からは懇々と清水が溢れてきそうです。
        女性の表情もとても穏やかです。  
        行き交う人々をまるで見守っているかのようです。
        しかし、人通りの少なくなった今では寂しく見えます。
        タイトルの『豊穣の濯』とは逆に、豊穣をなくしてしまったように
        思われます。彫刻の周りも手入れがされていませんでした。
   
 
タイトル   『愛で鯛』
作者     籔内佐斗司
設置年    1989年
場所     福山商工会議所(広島県福山市西町2−10−1)
感想     福山市は鯛あみで有名であるため、この『愛で鯛』が造られた
       のではないかと思う。この彫刻の隣には商工会議所を建設した
       小林政夫さんの像が飾られている。
       作者独自の世界観が感じられる。
 
 
 
タイトル     『希望の奏』
作者       圓鍔勝三
設置年      1992年
                                                       人物像・女性・下半身は着衣
感想・解説    『希望』を持つ人々はいきいきとひかり輝き、常に向上心を持って
         行動しています。
         あらゆる事に挑戦しようと気持ちが沸き立つ時、果てしない可能性が
         心にときめきます。
         疑問に思ったことは、なぜ下半身はスカートをはいているのに、
         上半身は裸なのかという事である。